2010年8月13日

Evernote for Androidがアップデート

普段一番よく使うアプリケーションというか、クラウドを使ったサービスになりつつあるのが、Evernote。
ただ、モバイルで使うばあい、常にネットワークにつながっていなければいけないという問題があって、「いざ」というときには使えないんじゃないかという不安がいつもつきまとっていた。

今回のアップデートとそれに伴うニュースがそんな不安を少し解消してくれた。
EvernoteがAndroid対応に本気になったと(自分で)言っている。
特に、一度開いたノートをキャッシュする機能は、オフライン機能への序章だという。

そう、オフライン機能があれば、いざというときにも、普段それなりに閲覧するノートに関しては、読むことができる。

β版にあった機能で、正式版に取り入れられたものとして、「共有」機能がある。
共有機能は、別のアプリケーションからデータを他のアプリケーションに送るもの。
Webを見ていて、そのページの情報をEvernoteで保存したくなれば、ブラウザから「共有」することで、Evernoteに情報を送ることができる。
これこそ、Androidがコンピュータであることを示す機能だ。

他のアプリの情報を直接もらうことができなければ、情報をまず手で書き写して、改めてEvernoteに入力するという、なんとも大変なことをしなければならない。
そういえば、以前、友人がエクセルの機能をよく知らずに、入力した数値に関する計算を手で行って、結果を改めて入力するという作業をしていた。
みんなで、「何のためにパソコン使ってるんや」と笑ったものだけれど、今のスマートフォンや携帯がやっていることってまさにそういうことのような気がする。

人間がやる仕事をどれだけ減らすことができるのかが、今、アプリケーションに求められていることのはずだ。
スマートフォンを使って、新たにやること、できることを増やすことで、人間の時間を費やすのは間違った方向だ。
まあ、世の中暇な人が多いから、時間つぶしのネタが欲しいのかもしれないけれど。

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