2010年12月11日

電子書籍元年?

ReaderとGalapagosが発売されましたね。
サイトを見てみると、なかなか魅力的な端末に見えます。
特に、電子ペーパーを利用したReaderはいいんじゃないかなあ。
Kindleを買ってみたけど、電子ペーパーはやっぱり読みやすいですよ。
なにより、バッテリーを意識しなくていいしね。

その点、液晶のGalapagosは本は読めないですね。
調べものをするとかの用途には別にいいけど、長時間本なんて読めないです。
しかも、バッテリーが全然保たないから、3泊ぐらいの出張に行くときにかばんにぽいってかんじというわけにはいきません。
それぐらいなら、パソコンで電子書籍を読んでも大して変わらない。

問題なのがコンテンツ。
Galapagosの方は、専用のサイトが専用ソフトでしか見れないようで全然分からないというのがまず問題。
自分の欲しいあれはあるかな?なんて思って検索しようと思っても検索しようがない。
池波さんとか宮城谷さんとかあればそれだけで買うのになあ。
いつでも読みたいときに、剣客商売のエピソードを一つだけ読むとかできたら最高なんだけど。

Readerの方は小説というか、コンテンツ全くないですね。
Webでコンテンツ検索できるのはいいんですが。
ちょっとこれで本好きを惹きつけられるわけがない。
もうちょっとがんばればいいのに。

そもそも本も全然安くない感じなので、もうちょっと出版社が乗ればいいのになあと感じます。
VHS・β戦争なんて、もうどうでもいいんですよね。
出版社は著作権管理がしっかりしているなら、どこにでもコンテンツ供給するという方針がなぜとれないかな。
そして、ある程度のところで生き残りそうな方に資源を集中すればいい。
今のままでは市場自体が立ち上がらないですよ。

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