2011年2月10日

anything.elで新規保存・新規作

いつも忘れていらいらするので、メモしておきます。
emacsのインターフェイスを革命的に変えたと言われるanything.el。
このおかげで、いつも使うファイルをほぼ瞬時に呼び出すことができるので、使えば使うほど手になじむコンピュータができます。

Windowsのエクスプローラとか、Macのファインダなんかはマウスで操作できるけど、使っても使っても便利にはなっていかないという問題があります。
GUIでももっと便利にできると思うんですけど、まあ、僕はほとんどemacsしか使わないから別にいいか。

さて、anythingでイライラするのは新しいファイルをつくるとき。
新しいファイル名なので補完が効かないのは当然です。なのに補完しようとするから、変なところにファイルができてしまったりして、すごくいらいらします。
ただ、よく読んでみると、ちゃんと方法があるみたいで、このとおりやれば、むしろ「めっちゃ便利やん!」って感じになります。

新規ファイルの作成

新しいファイルを作成したいときは、まず、ファイルを作成するディレクトリを決めますよね?
そこで、そのディレクトリに含まれているファイルをC-x C-f から、いくつかファイル名をタイプして見つけます。
そしてそのファイルを選択して、再び、C-x C-fです。
すると、ファイル名を入力するミニバッファがでますので、ファイル名を入力すれば、そのディレクトリに新規ファイルが作成されます。
作者のrubikichiさんの説明にちゃんとありました)

←これがうまく動かないなあ。
今のところ、該当するディレクトリのファイルを開いてから、もう一度C-x C-fして、そこで新しいファイル名を入力する方法をとっています。
めんどくさいし、何かがおかしい気がする。

新規保存

もっといらいらするのが、新規保存です。
適当なファイルをコピーして新しいファイル名で保存したいときってありますよね。
ほとんど同じようなファイルをつくるときとか、なにかのファイルをテンプレートにして新しいファイルをつくるときとかです。
僕は(1)そのファイルを開いて、(2)新規保存(ファイル名をつけて保存)=C-x C-wしていたのですが、これがうまく行かない。
なんだか変なディレクトリに保存されてしまったりするんですよね。

どうもこれ、順番を変えるとストレスがないようです。
(1)ファイルをコピーする(2)ファイルを開いて編集する
の順ですね。
ファイルをコピーするのは、C-x C-dを使い、適当なディレクトリを選択し、diredを開きます。
そして、コピーするファイルの上で、Cコマンドです。
そうするとコピー先を聞かれますので、ファイル名をいれれば、同じディレクトリ内でのコピーができます。
同じように、コピー先をパス付きにしたら、そのディレクトリにコピーされます。

まあ、発想の転換なんですが、よく考えたら、この方が、元になるファイルに間違えて上書き保存することもないので、安全ですよね。

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