2008年10月30日
僕がスマートフォンに求める要素
欲しいな。。。
でも、Macのモデムにはならないからなあ。
と、いったんは考えたんだけど、さらに考えると、
「そもそもなぜモデムがいるのか?」
が問題だった。
iPhoneを買わない最大の理由は、2年縛りが面倒と言うことだが、これは考えてみれば違約金を払えば解約できる。
それよりもストレスなのが、モデム機能だ。出張時に仕事で使おうとすると結局はMacと通信環境が必要になるからだ。
モデムということだけに注目すると、イー・モバイルのTouch Diamondに食指が少し動いたけれど、こちらはあまりにも入力が微妙で(というか、入力時に、キーボードが画面の大半を覆ってしまう)メモ書き用としてはしんどそう。
ああ、そう考えると、iPhoneもqwertyじゃない時点でだめかも。
いや、iPhoneなら慣れるかも。。。
などなどと思いはつきない。
そこで、もう一度考えを整理することにした。
1.モデムになって欲しいのは、出張時にMacで編集したファイルを送受信できるように
2.いちいちパソコン起動するのが面倒なので、メモ書きが便利なこと
E71を再び見てみると、おそらくMacからE71をストレージというか、ファイルを送り込んだり読み込んだりできるはず。
そして、メールに添付も可能だ。
そうすると、実はモデム機能は必要ない。
qwertyキーボードがついているので、おそらく日本語入力もストレスがない。
しかも、Symbianだし。
・・・なるほど。
あとは、SIMロックなしの海外版を買うか、ソフトバンク版を買うかのどちらかの選択。
発売が12月ということ。
待ち遠しいな。
2008年10月27日
Textdriveでhomeにgemをインストールする
久々に、rails製のアプリケーションをインストールしようと思ったら、依存ライブラリがあって、インストールできませんでした。
悔しいので、ホームにgemをインストールすることにしました。
gemのユーザマニュアルに載っている方法だとうまく行かないので、いろいろ探すと、http://www.dreamhost.com/:Dreamhostのhttp://wiki.dreamhost.com/RubyGems:Wikiにそれらしい情報]がありました。
ここは親切ですね。
かなりおもろいホスティング業者らしいので、僕も乗り換えようかなあ。。。
gemをダウンロードしてきて、適当なところ(~/src/rubygems/としましょう)に展開して、そのディレクトリに移動します。
以下を実行します。
export PATH="$HOME/bin:$HOME/.gems/bin:$PATH"
export RUBYLIB="$HOME/lib:$RUBYLIB"
export GEM_HOME="$HOME/.gems"
export GEM_PATH="/usr/lib/ruby/gems/1.8:$GEM_HOME"
Windows mobileをOSXで使う方法をまとめる
iPhoneが出て以来、スマートフォン持ちたい!熱が再燃。
僕は入力を重視しているので、キーボード付きで予測変換が使えるものが望ましい。
ついでに、せっかくネットができるのだから、Macのモデムにもなるとありがたい。
なんだか、わがままな要望だし、iPhoneがあればマシンを持ち歩く必要性がほとんどないという話も聞く。
iPhoneの在庫が潤沢になるのを待って買ってもいいのだが、唯一日本語入力が不安だ。
できるだけストレスなく入力できる方がいい。
そこで出てくる選択肢が、W-Zero3シリーズとか、Willcom03だ。
ただWindows mobileはMacとの相性が心配。
Calとスマートフォンでの予定の同期が簡単にできるととても楽だ。
というわけで、調べてみた。
便利ならフリーソフトである必要はないので、とにかく選択肢を列挙してみよう。
MobileMeが使えれば問題はないのだが、なんだか使えなさそう。
とまあ、いろいろと選択肢がある。
SyncMateは有料のExpertを使えば、iTunesの同期すらできてしまうという。
一方、Funambolは、iPhoneとの同期もできるようなので、将来iPhoneをつい買ってしまったときにも使えてしまう。
そうそう、便利といえば、Plaxoもおすすめですね。
OSXだけでなく、GoogleCalendarもWindowsも同期してくれます。
やっぱり買おうかな、Willcom03。
textdriveにThetisをインストール
完全無料の次世代グループウェアというふれこみのThetisをインストールしてみました。
Railsアプリということで、なかなか敷居が高かったのですが、がんばってなんとかインストールできました。
が、文字化け。
もともと日本語完全対応なんだけど、なぜか日本語が全部???になります。
おそらく、MySQLで、SET_NAMES 'utf8'; とかすれば直りそうな気がします。
Thetisに限らずグループウェア、これまでになんどかトライしてみましたが、続きません。
なぜか。。。
基本、一人で仕事しているし、職場には別のシステム(といっても、紙ベース)があるから。
でも、グループウェアはあると便利だろうなという気がしています。
とくに今目指している「暮らしをいとなむ研究所」をつくるためには不可欠なはずです。
Webベースの研究所になるので、お互いのコミュニケーション手段はいいものを使いたいのです。
そこでThetisをインストールして、文字化けをみないことにして、ちょこちょこといじってみました。
けっこうデスクトップアプリケーションと同じような使い勝手ができるみたい。
他の人がやったことは、トップページ(デスクトップといいます)に表示できるみたいだし、ワークフロー(決済システム)はなかなか強力そう。
理由は分からないんですが、頻繁にエラーが出るので、いろいろ試しながら、開発陣にフィードバックしていきたいところです。
インストール方法は、Textdriveのサイトに書いてあるとおりかな。あ、Railsのバージョンが古いのと、gemにwill_paginateが入ってないので、先日の記事のように、自分でホーム以下にgemをインストールする必要があります。
シェルスクリプトで情報収集用スクリプト
iPhoneのアップデータ出たけど、やっぱり小変更でしたね。
日本語入力の改善や全体の軽量化といった変更は9月のアップデータが出た後に公開されそうな気がする。
9月は3G接続環境の改善をちゃんとやることに注力するんじゃないかな。
Firefoxで開いたページを携帯電話やPDAで閲覧するというサイトでは、Firefoxで開いているタブについて、ページのタイトルとリンクを作成し、さらにそれをFTPでサーバにアップロードする方法を紹介している。
Mac OSXの自動化ツールであるAutomatorを使っていて、なかなかスマートな方法だ。
僕もMacを使っているのだが、どうせやるならページのファイル名やタイトルも修正したいと思う。
おそらく、キーボードから入力した文字でテキストファイルを置換する機能さえあれば可能なのだが、そういう機能が見あたらない。
AppleScriptか、Automatorに対応したエディタがあればやれそうだが、なんだかめんどうなので、Automatorはやめた。
結局、同様の機能を実現するシェルスクリプトを作成して、引数でファイル名とタイトルを与えるという方法にした。
タイトルは、sedで、ファイル中の「maintitle」というキーワードと入れ替えてくれる。
これで、こんなページを作成することができる。ちょっと調べ物してまとめておきたいときにすごく便利だ。
なんだか原始的だけど、コマンドラインの方が好きと言えば好きなのでこれでいいや。#!/bin/sh
topdir=~/bin/
savefile=${1%.html}.html
clipfile=~/webclips/${1%.html}.html
if [ -z $2 ];
then
newtitle=${1%.html}
else
newtitle=$2
fiftphost="サーバ"
ftpuser="ユーザ名"
ftppass="パスワード"
ftpdir="アップロード先"pbpaste | nkf -w8d > ${topdir}/lib/body
cat ${topdir}/lib/head ${topdir}/lib/body ${topdir}/lib/tail |sed s/maintitle/${newtitle}/g > ${clipfile}# ## ftp
# sftp ${ftpuser}@${ftphost} << EOF
# cd ${ftpdir}
# put ${clipfile}
# bye
# EOFrm -f ${topdir}/lib/body
sftpを使っているので、鍵をサーバに置いておくか、実行時にパスワードを入力するかすることでサーバに公開まで可能。
まあ、どうせシェルから実行するから毎回パスワード入力すればいいんじゃないかな。
中間ファイルは消しておく方がいいかもしれないけど、毎回同じファイルなので、まあよしということに。
ちなみに、headとtailにhtmlファイルの頭としっぽを入れておくことで、カスタマイズも簡単だ。
追記:スクリプトを少し書き換えて、第二引数(タイトル)がないばあいに対応したほか、パイプをより有効に使って行数を減らしてみた。
追記2: 自動でindexを作るスクリプトも追加してみました。
こういう感じになります。
CSSを設定した方がいいですね。
TeXでPDF画像を利用する(OSX)
OSXでLaTeXを使っている。
DVIを作るときに、そのままPDFも作成するように設定しているので、ソースを編集してコンパイルしたらPDFファイルが得られる要になっている。
慌ててDVIをPDFにし忘れて、出先で泣く、ということもおかげでない。
文書に貼り込む画像は、PowerPointとか、Keynoteで作成し、PDFに出力したものを利用している。
Macのばあいには、幸いこれらのソフトからPDFに書き出すのがとても楽なので、楽させてもらっている。
ただ、悩みが一つ。
TeXでこれらの画像を読み込むと、A4サイズになってしまう。
もちろん、A4いっぱいに作成して、Scaleオプションで縮小することもできるのだが、たとえば横に細長い画像などのばあいには、上下が空きすぎて格好悪い。
どうすればいいのかなあ。。。とマニュアルなどを読んでいたところ、ついに解決策を発見。
まず、TeXでPDF画像を直接利用するばあいには、graphicxパッケージとmediabbパッケージ(mediabb.sty)、dvipdfmxコマンドを利用する。
ソースはこんな感じですね。
まず、こういうふうに、両者を読み込むように設定しておいて、画像を読み込むときに、\usepackage{graphicx}
\usepackage{mediabb}
という感じで読み込みます。\includegraphics[width=15cm]{abc.pdf}
このときに、横幅を設定したり、Scaleで倍率を設定するなどすれば、指定したとおりにサイズを変更してくれます。
ただし、この方法だと、いらない余白まで入ってしまいます。
そこで、OSX付属のPreviewを使って、余白を削除しましょう。
PDFファイルをプレビューで開いたら、選択ツールを使って、必要な場所をコピーします。
そして、メニューから「クリップボードから新規作成」を使って、余白を削除したpdfを作成します。
注意なのですが、この方法だと、同じページの不要部分は実際にはPDFファイルに含まれていて、TeXで画像を読み込むとそのまま表示されてしまいます。
実は、PDFファイルの一部分を切り出すと、それは、「切り取りボックス」という指定になって、他の部分を表示しないようになるのです。残念なことに、TeXはこれを無視して、表示しないはずの部分も表示してしまいます。
どうすればいいのか・・・
PDFのソースを眺めてみると、切り取りボックスというのは、CropBoxとして定義されていることが分かります。
mediabbがこれを認識してくれればいいのですが・・・と思って解説を読んでいると、ちゃんとありました。
このようにすれば、無事CropBoxを認識してくれます。\includegraphics[mediaboxonly=/CropBox, width=15cm]{abc.pdf}
たったこれだけのことだったのですが、PDFのソースを見るまで、解説の該当箇所の意味が分かりませんでした。
Leopardで常用しているツール達
10.5がLeopardと呼ばれるバージョンなのだが、意外とLeopard、ひっぱるなという印象がある。
ちなみに、うちのマシンは10.5.5へのアップデートがうまくいかなくて、10.5.4のままだ。
さてさて、僕が今Leopardで使っているツールをメモがてら書いておこう。
ブラウザ:Firefox
ファイラー:FolkLift(シェアウェア)
オンラインストレージ:Dropbox(2GBまでフリー)
デスクトップの整理(不要なアプリをアイコン化):SpiritedAway
メモのオンライン共有:Evernote
PDF閲覧:Skim
ターミナル:iTerm
エディタ:Emacs
この他にはいちおうOfficeも持っているが、あまり使わない。
使うのは、職場などでデータを相互に編集する必要があるばあいで、普段はPDFを渡すので、そこまで必要でもない。
上記のアプリであまり紹介されていないのがFolkLift。シェアウェアというせいもあるのだろうが、すごく便利なのに不当なまでに無名という気がする。
FTPも普通のオンラインストレージと同じように利用できるのが最大の利点である。
FTPに接続して表示されるファイルを直接編集することもできるし、権限を編集することもできる。
今まで、マシン上のファイル管理はFinderやそれに類するソフト、FTPは専用ソフトと使っていた人も多いと思うが、これがあればそんなことは必要がなくなる。
PDF閲覧ソフトのSkimは、PDFの変更を検知して、自動的にアップデート(再読込)してくれる機能が便利。
TeXでソースを編集し、コンパイルしてからSkimに切り替えると、今修正した内容がちゃんと反映されたPDFが開いているという点がとても便利。
特に、OSX付属のPreviewには、ファイルの再読込の機能がないので、Skimのこの機能は便利。
TeX使いにはぜひお勧めする。
スマートフォン購入に躊躇
キーボード付きだと来年まで待てばauがTouch Proを出してくるようだ。
Androidももうすぐそこまで来ている。
iPhoneの先日のアップデートを見る限りでは、iPhoneを使う限り、入力はそれほど手間ではないのかも知れないと感じ始めた。
ちょっとしたメモデバイスにするなら携帯よりは早く入力できるかもという印象だ。
それでもiPhoneを買わない理由というのは、次のようなもの。
- モデムにならない(一部で出回っているみたいだけれど・・・)
- Bluetoothのヘッドフォンが使えない(外付けデバイスがあるらしいけど・・・)
- データのストレージにならない(オンラインストレージを使えば、そこまで不要?)
- 2年間の縛り(一括払いしてしまえばいいのでは?)
最後の2年間の縛りというのが結構きつくて、2年の間にハードはバージョンアップするだろう。
Androidでいいものが出たり、シンビアンOSで買いやすい端末も出るだろう。
僕のこれからの2年間をiPhone、あるいは現時点で買えるスマートフォンに託していいものかどうか。
結局のところ、それが課題だ。
考えてみればこれまでのコンピュータとのつきあいも同じ。
「もう少ししたら、もっといいのが出るかも・・・」
と思いながら、買い換えてきた。
それがなぜスマートフォンではできないのか?
常に携帯するものだからだろうか。
携帯も機能アップは頻繁だから、わりと気にせず買い換えている。
考えてみれば、不思議だ。
少し考えてみると、スマートフォンは利用するであろう機能に比べて高いのかも知れない。
たぶん、モデムとメールぐらいにしか使わないだろう。そんな感じだ。
それに6万も払うのか。。。
スマートフォンの価格は下がらないはずだし、これだけのデバイス、値段を下げる必要性もない。
そうなると、スマートフォンが一気に普及するための戦略はやはり今でも難しいのかも知れない。
iPhoneのばあいは、「iPodにちょっとお金を追加すればこれが買えるのか・・・iPodはどうせ買いたいしな」と思ってしまうところに一般のユーザを踏み切らせる力があったのかも知れない。
スマートフォンのばあいには「どうせ携帯買うしな・・・」という戦略かも知れないが、多くのユーザは現在の携帯でも高く感じているはずだ。
彼らの背中をもう一押しするには、やはりビジネス向けのマーケットしかないのだろうか?
一般のコンシューマが使ってくれるには、DS並みのゲームとか、DS互換の機能とか、そんなのがあたらいいのかな。
いろんなことを考えているが、店頭でイー・モバイルのTouch Diamondをさわってみて、良さそうだったら買ってしまおうかと思っている。