2009年5月6日

ScrivenerとDropboxの相性

MacOS用のアウトラインエディタ、Scrivenerは、非常に使い勝手がよくて、これからカスタマイズして使っていきたいと思わせる。
けれど、Dropboxとの相性がいまいちのようだ。
たぶんこれは、Dropboxだけではなくて、自動的に変更を検知してくれて更新してくれるオンラインストレージは同じ問題を抱えるようだ。

症状としては、パソコンAで編集して保存した結果をBで見ると、ちゃんと反映されないというものだ。
このファイルをBで編集してしまうと、なんだか困ったことになりそうだ。
Scrivenerは、データをパッケージの形で保存しているのだが、Dropboxはていねいなことに、それを、ページごとのファイルとしてアップデートをチェックしてくれている。
おそらくそのせいで、パッケージの更新とページの更新のタイミングが狂って同期できなくなるのだろう。
Dropbox側にプラグイン機能でもあれば回避できるのだろうか。

この問題は、公式フォーラムでも報告されていて、回避方法もいろいろと紹介されている。
が、根本的な回避方法はどうやらない模様。

一番いいのは、複数のコンピュータで編集しないことだそうだ。少なくとも、これならDropboxのバックアップが一方通行になるので、データが破損することはない。
次に考えるべきは、Scrivenerの自動保存の周期を長くすること。

先ほどの更新のタイミングの問題がこれで解決できるかも知れない。
更新のタイミングの問題というのは、ページが変更→自動保存→何も変更しない→自動保存という状況が生じた場合のことだ。
一度目の自動保存でDropboxが更新を検知できれば、おそらくページはサーバにアップロードされる。
二度目の自動保存でDropboxが更新を検知した場合は、ややこしい。
パッケージ自体のタイムスタンプが更新後になっているのに、その中のページは、古いタイムスタンプのままなので、このページをDropboxが更新していないとみなしてしまうのではないかと思う。

とりあえず、この問題を回避するために、デフォルトで二秒になっている自動保存を2分ぐらいにして様子を見ることにしてみよう。

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