2006年5月18日

Joyentを使ってみました。日本語対応もチェック

AJAXを利用したコラボレーションツールのJoyentを試してみました。
これ、デモサイトは特になくて、試すには有料でひと月15ドル払わないといけません。そのせいか、日本語ではあまり情報もなくて、どんなツールかよくわかりませんでした。

しかし、Railsで有名なTextdriveがサービスを提供している(というか、合併した)ので、どうも気になって仕方ありませんでした。
誰か試してレポートしないかなと思っていたのですが、とうとう我慢できなくなってサインアップしてみました。

これ、いいですね。
Joyentは、メール、カレンダー、アドレス帳、ファイルをチームで共有するという思想で設計されています。
インターフェイスは、AJAXが積極的に使われていて、ストレスを感じるところはあまりありません。
タグってやっぱり便利。
気になったものにはとりあえずタグをつけておいてあとでタグ付きのものを検索するってことは当然可能です。
デザイン的にも、例えばファイルにタグをつけるのと、閲覧権限を設定する方法がすごく似ていて、なんだか直感的です。権限の設定も、クリックすると小さなウィンドウが開いて、そこにはユーザ名のタグが表示されています。これを線より下に持っていくと、その人は閲覧できなくなります。

TextDriveはJoyentを含んだMixedGrillというサービスを499ドルで提供していて、これだとJoyentに加えて、ホスティング、オンラインストレージを「うちの会社が存続する限り」利用することができます。
Joyent、結構気に入ったので契約しようかなと一瞬思ったのですが、問題がありました。

それはやっぱり日本語対応。
メールと保存された日本語ファイル名のファイルに問題がありました。
メールの送信では、受信したメールをメーラー(Gmail)で見た限り、タイトルは特に化けていないのですが、Joyent側では化けています。
本文は特に問題ありません。
Joyentで受信したメールのタイトルも化けています。
これ、もしかしたら、Joyentのタイトル表示でフォントを指定してしまっているだけかも知れません。
(おそらく、タイトル、本文ともにUTF-8のメール)
それから、添付ファイルのファイル名も日本語が入っているとだめですね。

日本語ファイル名のファイルは、ファイル名がだめでした。
こちらの化け方は、日本語部分が全部アンダーバーになっています。

結局、もうしばらく様子見することにしました。
(でも、おもしろそうなのでMixedGrillを買おうかとは思ってます)

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