2006年12月26日

グループウェアが欲しいんだけど

これ、便利だから使おうよってみんなに呼びかけても、誰も使わない。
なんで使わへんの?と聞くと、「ちょっと使ってみたけど、よくわからなかった」という答えが返ってくる。
普通の人にコンピュータ上で使うツールを紹介するとよく返ってくる答えです。

NGOでいろいろやる仕事があるので、グループウェアというかタスク管理システムが欲しいなと思ってます。
今はメールで情報共有をやろうとしています。
事務局メンバーは、同じ場所にいるので適当に役割分担して作業をしています。
問題は、遠くにいてネット上でコラボしようとしている人です。
連絡がうまく行き渡らず、何をしていいのか分からない状態があります。
かといって、事務局が質問に応じて細かく指示を出す時間があるかというと、その時間が惜しい。

こういうときに便利なのが、今必要なタスクをリストアップして、一目瞭然にしておくツール。
どこにいる人でも、今やらなければいけない仕事が分かって、時間が空いたときにこなすことができます。
このためのツールとしては、グループウェアとタスク管理ツールの二種類があります。

グループウェアは、サイボウズが有名ですが、あいにくこれは有料ソフト。
懐の寂しすぎるNGOには使えません。
フリーなものを探すと、意外といろいろあるのですが、日本語に対応しているものといえば、あまり多くありません。
今回試したのは、PHPGroupwareとSimple Groupwareです。
いずれも悪くないのですが、少しオーバースペックな感じがあります。

一方、タスク管理といえば、グループウェアの一機能として提供されているものが従来は一般的でした。
最近は、CheckPadというキラーアプリが出ていて、個人用としてはこれがベストな選択でしょう。
ただ、NGOでの仕事管理のばあいは、複数人で管理できる必要があります。
これもフリーなものをピックアップすると、BaseCampがお手軽かな、と思っていたのですが、一部でBaseCampキラーといわれるActiveCollabにも目移り。

いろいろと模索しましたがどうも決められません。
結局、僕がやりたいことというのを明確にしておかないと、選択肢が広すぎるようです。
僕が今求めているのは、タスク管理システムです。
スケジュール管理とか施設管理は特に不要。
具体的には、以下のような要件。
  • タスクをプロジェクトごとにまとめて管理できる
  • プロジェクトの参加者を限定できる
  • プロジェクトにはタスクリストを作れる
  • 各タスクについて意見交換ができる
  • 完了していないタスクの一覧を表示できる
複数人のチームで仕事をするので、各作業(タスク)をどうこなすか簡単にコメントをしあうことができる必要があります。
これがないと、不十分に定義されたタスク(実は複数のタスクからなるとか、「完了」の定義付けがあいまいとか)が宙に浮いてしまいます。

で、必要なのは結局これだけなんですよね。
多機能なものもあるんだけど、普段使わない機能がたくさんあると他の参加者がとまどってしまうので、いっそない方がいい(か、オフにできればいい)。
何度もチームのメンバーに「これを使ってみてくれ」って頼んだんだけど、結局だめだったんですよね。
これはひとえに、できることがたくさんありすぎて、学習コストが高くなりすぎるためなんでしょう。
「この機能しか使わないから、他は無視してくれ」っていっても聞いてくれないしね。

これらの条件を満たす必要充分なツールを探すと、さすがにオープンソースの世界。
ちゃんとありました。
WebCollabがそれです。
というわけで、しばらくWebCollabを使ってみます。

2006年12月21日

9(nine)レビュー:辛口かな?

待望のウィルコムの新作、9(nine)が届いて一週間が経ちました。
まだデータを移行していないのですが、普段連絡をする相方とか仲のいい友人、Gmailから携帯に転送するメールなどは移行しました。
Zero3と比べると、「普通に使える電話」ですね。
(そらそうか・・・)

僕の印象ではPHSが携帯に勝てない理由は電話としての使い勝手の問題という点が大きいのかなと思っています。
9はその点ではまだまだ作りこみが足りませんね。
たとえば、アドレス帳を開いて、メールアドレスをクリックしたら・・・普通はメール書きはじめたくないですか?
9では、「確認」として一覧画面では後半が切れていたメアドが全部表示されます。
で・・・終わり。
元の画面に戻らなきゃいけない。
メールを書くのは、メアドを選択した状態でメニューを出して、「メール作成」です。
しかもこのときのデフォルトは、「編集」です。

Talbyで気に入っていた機能で数字キーを長押しすると、その行のアドレスが表示されるという機能があります。
これだと、1(あ)キーを長押しするだけで、あ行のアドレス一覧が出ます。
9は、数字キーの長押しには何の機能も割り当てられてません。
もったいない・・・

と、文句を書いてみましたが、いい点もあります。
新しいW-SIMでのWebブラウジングは快適です。
速度が速くなったのか、以前感じていたもたつき感がだいぶなくなり、これならWeb見てもいいなあって気になります。
音質は相変わらずいいですしね。

定額プランだと携帯への通話が1分27円ぐらいというのもいいですね。

そうそう、バッテリーがなぜか持ちません。
そんなに使っていないのに、1日半でインジケータが一つ減ってしまいます。
これはすごく不満。
ケータイでももっと持つのに、バッテリーが持つはずのPHSでこれというのは、なんなんでしょうね。
もしかしたら初期不良かもと思うので、一度メーカーに連絡してみます。

2006年12月13日

9が発送されました

ウィルコムの9(nine)が発送されたようです。
発売日の14日には届くようですね。
残念なことに代引きにしてしまったあげく、明日は早朝から夜結構遅くまで職場なので受け取ることができません。
せっかくやから明日ほしかってんけどな。

あっさりと発売日に届くところを見ると、W-Zero3と比べると、大した反響がないのかな。
まあ、今回は別にスマートフォンというわけではないからかもしれないね。

僕の場合は、auからストレート型端末が出るのを待ちきれずに9を買うってパターンだからね。
auとかドコモとかからみんな移ってこないかなあ。
せっかくの定額やから、みんなもウィルコムにならないと意味ないからなあ。

2006年12月11日

9注文完了

何気なく、ウィルコムのサイトを見てみると、すでに予約開始のようで、サイトがものすごく重い。
で、僕もついつい参戦。

午前1時半、注文が完了しました。
機種変で購入すると2万8千円かかるそうなので、新規で1万800円で購入することにしました。
支払い方法は代引きにしたので、15日頃に受け取れる見込みです。

楽しみ。

とりあえず、入力補助あたりの機能をチェックして、メールの使いやすさをチェックする予定。
あ、Gmail、使えるかも気になるところですね。
明日は、Zero3用のW-SIM、解約しよう。

2006年12月8日

9がいよいよ発売されますね。

ウィルコムのシンプルなストレート型端末、9(nine)がいよいよ発売されますね。

ケータイWatchでは、開発者にインタビューをしていました。
なんか、こういうシンプルなものを作るのに、不安や社内からの異論とか、情けない話です。
今、市場にあまりないものを販売しようと思えば、データがすごく少ないのは当たり前。
しかも、売れているというデータがいくらあっても、似たものを作れば売れるのかというと話は全然別。
今まで安全なものを作って売ってきて、どれだけ売れたというのでしょう。
よく、安全なものを作っておけば、売れなかったときに言い訳が立つという話があるけど、やっぱりそれはちょっとちゃうと思う。

まあ、そうかんがえると、W-SIMがあるから、消費者にいろんな選択肢を与えることができるというのはいい話ですね。
W-SIM、普及すればいいなあ。

僕は、ストレート型を出してくれないauに見切りをつけて、9を予約しようと思います。
月曜朝一でウィルコムサイトから予約しようって感じ。

(でも、本音を言えば、今あるW-Zero3用のW-SIMから機種変更したいところ。
機種変、だめなんですよね?)

2006年11月10日

けっきょくW-Zero3、使わなくなってる

ウィルコムのW-Zero3は、だんだん使う頻度が落ちてきています。
W-OAMを使ったセットで9(nine)を 買おうかなと思っています。
これ、セットしか当初はないそうなので、機種変更になりそうなんですよね。
結局、W-SIMっていろんな端末で使えるよーっていいながら、新しい端末を買う頃には新バージョンが出てて、結局SIMごと機種変がお得だったりというパターンに思えます。
まあ、この辺はPC自作派なら、拡張性重視で作ったPCを改造する頃には丸ごと買った方が安くて性能もいいなんてこと、日常茶飯事だから慣れているのかもしれません。

9もそうなのですが、今欲しいのはケータイ。
それも、ストレート型。
auのINFOBAR2が出れば、それが一番欲しいんですが、ケータイWatch記事を見ていても、どうも発売は未定のよう。

なんでフルキーボードついてるW-Zero3がだめで、ケータイがいいのかですが、やはりこれは予測変換があるかないかが大きいです。
ケータイの予測変換の精度があまりにもよくて、ちまちまフルキーボードで親指入力しているのがあほらしくなるぐらいです。
僕はいつのまにか、メールもケータイに戻ってしまいました。
esならまだましなのかもしれないけど・・・

それと、僕の場合、Macを持ち歩かずに外出するときは、やっぱりパソコン使わない。
どうしてもというときは、ネットカフェがあるし。

最近主流のフリップはなぜだめなのかというと、これは二つもディスプレイがついている必然性を全く感じないから。
僕はものを大事にしないたちなので、Talbyもぼろぼろですが、液晶は傷ついてません。
ケータイをどれぐらい長く使うかにもよるけど、2年ぐらいで機種変するなら、液晶のきずなんてほとんど気にしなくてもよさそうです。
それなら、メールでもなんでもボタン一発で(わざわざフリップ開かなくても)見れるストレートの方が有利です。

というわけで、INFOBAR2か9を待望します。
おそらく、まず9を買ってみるでしょうね。
それで気に入れば、もうINFOBAR2も買わないかも。

2006年10月4日

W-Zero3のキーボード入力でPQBoxはちょっと微妙

Zero3の日本語入力を少しでも楽にすべく、PQBoxを使ってみました。以前PalmのときはPOBoxを使っていて、感動した覚えがあるのですが、キーボードで入力するときにはかなり違和感がありますね。
理由は分からないのですが、改行が入力できないのがちょっと痛いところです。

でも、それ以上にストレスなのは、候補がほとんど単語単位だということです。
単純に言うと、「候補がほとんど単語単位だということです」という文章は、「候補が」「ほとんど」「単語」「単位」「だということです」と入力する必要があります。
たいていは、最初に一文字か二文字で候補がでるので、それを選択します。
当然ながら、そのたびに、スペースを押して候補を選択する作業が必要です。
Zero3のキーボードの場合、この作業をするぐらいなら、かちゃかちゃっとキーで同じ文章を入力して変換した方がおそらく早いでしょう。

いい活用方法があるのかなあ。。。

もちろん、しばらく使えば学習して楽にはなると思うんですがねえ。。
うーん、いまのところは使わない方向になりそう。
Palmのときは感動的に便利だと思ったんですが、今はなんか微妙です。
でも、予測変換は欲しいですね。
ケータイ使ってて思ったのは優秀な予測変換があれば、多少キーボードがしょぼくてもかなりの文章がうてるということ。
僕にとっては、予測変換付きのケータイとZero3で普通に入力するのはZero3の方が便利ですが、PQBox使うと、ケータイとあまり変わらない感じです。

2006年9月27日

W-ZERO3に2GのminiSDカード

ようやくZERO3生活にも慣れてきました。
そろそろいろいろとアプリを入れたいなと思っているのですが、その前に、なんとなくメモリが不安です。
Audible.comで4時間分のオーディオブックをダウンロードしたりしても、まだ半分近く(データ用で40メガ)余っています。
なんか、8ビットの時代からコンピュータ使っていると、「メモリは足りないもの」というイメージがあります。
ノート買うときも、多少値がはっても、メモリはできるだけ積むという原則をしっかり守ってます。
(今使っているMacBookは、2Gです。)
でも、メモリが安くなってきて、標準搭載では厳しいってこと、だんだんなくなっているのかもしれません。

ただ、ZERO3に関しては、これからPQBoxを入れて富豪辞書は絶対入れたいなと思っているので、これからどんどんメモリ足りなくなるでしょうね。
広辞苑やいろいろな辞書も入れる予定です。

今回買ったのは、PC アクロスというショップでバルクとして売られていた2GのminiSDです。
ヨドバシでは1万円超えているものが、メーカは違うものの半額以下です。
安いですねえ。
で、ものはteamgroup.com.twというメーカのもので、「バルク」ってかかれていましたが、ちゃんとパッケージに入っていました。
おまけに、SDカードアダプタもちゃんとついていました。

すごくいい感じで動いています。
買ってよかったー。

2006年9月20日

新しいルータ、電波めっちゃとどきます


昨日壊れてしまった、AirMacExpress(←AirPortExpressでしたね)の代わりに早速新しいのを買ってきました。

今度は少し大きめのもので、ネットギアのWPN824です。(メーカのページはここ
今までは、電波が弱くて苦労してたのがウソみたいに快適です。
電波がすごく届きますね、これ。
うちは、マンションで、僕の部屋は玄関の入り口横にあって、ルータの場所がちょうど家の反対側です。
(何十メートルもないけどね)
明らかに、AirPortExpressよりも複雑な地形でもちゃんと届いてくれます。

どうやらこれは、MIMOという技術の恩恵だそうです。
superG/XRという無線LANの到達距離を伸ばす技術も採用しているのですが、この機能はオフにしてあります。
つまり、まだまだ到達距離を伸ばせる可能性があるってことですね。

上にある青いのはLEDで接続中はピカピカしてます。
いずれこれがうっとうしくなってくるかもしれないけど、今はきれいやなあと思います。
けっこう薄いし、縦置きもできる、有線も4ポートついていると、いいことずくめ。

とりあえず今は気に入っています。
買ってよかった。

2006年9月19日

AirMac Expressが壊れた・・・

ネット環境だけでなく、プリンタとの接続まで無線LANで構築しているのでものすごく困ってしまいました。
確か前に使ってた無線ルータがあったような気がしたけど・・・と思って探したけど見つからないし・・・

今のAirMac Expressは、家の隅っこだとかなり電波が弱いので、今度はもう少し電波の強いものを入手しようと思ています。
っていっても、無線っていろいろ規格があるから分かりにくいですね。

ちょっと前には、Power MacのCDドライブが壊れたばかりなのになあ。
なんか、いろいろなものが壊れる周期に入っているかも。
意外と、壊れ始めたら、いろんなものが連鎖的に壊れる気がしませんか?

2006年9月17日

僕が使っているtexdrive.comはメールのフィルタリングにSpamAssassinを使っています。
普段は、ここからGmailにメールを転送して使っており、相乗効果のせいか、迷惑メールを見ることはあまりありませんでした。
しかし最近、Fromをdocomoに偽装した迷惑メールが目立っていて、これがGmailにフィルタをすり抜けてしまいます。

それと、やはりローカルにメールがないと不便なときもありますので、textdrive.comから直接メールを取得することにしました。
(というかIMAPでつないでいます)
こうすると、textdrive.comでは、スパムマークがついたものもそのままメールボックスに入っています。
こんなのめんどうだ!なんとかしようと思い、いろいろ調べてみました。

で、ふと思い立って、Textdriveのヘルプデスクを見に行ってみると、FAQにちゃんとありました。
通常通り、.forwardでprocmailにメールを送って、.procmailrcでX-Spam-Levelが***とか、****以上のものをspamフォルダに移動するように設定すればよいだけです。

こうなると心配なのが、大事なメールで迷惑メールと判定されたものをどうやって「スパムじゃないよ」って教えるかですが、こちらは、別の場所を探して見つけました。
ここです。
(余談ですが、この13hzってサイト、読んでいてもおもしろいですね)

これでようやく、
1.到着したメールをspamassassinでスキャン
2.迷惑メールと判定されたものをspamフォルダに移動
3.フィルタをすり抜けたもの、迷惑メールでないのに迷惑メールと判定されたものをSpamAssassinに学習させる。
というシステムができあがりました。

意外と簡単でした。

でも、textdrive.comは、メインユーザ以外はシェルで接続できないようです。
これはちょっとめんどうですね。

2006年9月5日

シリーズ本をまとめて買うためのサイト


本をまとめて買うのって意外とめんどう。
出入りの書店に頼めば口頭で受注してくれるときもあるけど、普通の人はそうもいかない。
一冊一冊調べて、タイトルを書かなければならないし、相手が不親切だと、値段まで書かなければいけなかったり。

そこで、ASIN番号の一覧を与えると、まとめてアマゾンのカートに入れてくれるフォームを作成するというスクリプトをRubyで作った。
これをWebサービスにまでできればいいなと思っているのですが、まだそこまで技術が追いつかないので、自分用にひとまず運用中です。
いまはここで試験運用中です。

Javascriptを使って、本の一覧を表示するようにしたりもしています。
本の冊数と合計金額はRuby側で生成しています。

2006年9月1日

HPの複合機とMacは意外に相性がいい。

今日はうちで使っているプリンタの宣伝。
HPのカラープリンタは4台目。
キヤノンやエプソンにも目移りするけど、結局欲しい機能を備えているのはHP。

先日、この複合機を買う前に、仕事柄、自宅でもコピー機が欲しいなと思って、複合機をいろいろと調べてみた。

そもそも、自宅には、複合機の持つ機能を備えた周辺機器がいくつもある。
そういうのを一つにして使えることを考えると、以下のような機能を持っているといいなと思う。
  1. プリンタ
  2. スキャナ
  3. FAX
  4. 両面印刷
  5. コピー(欲しいけどない)
  6. カードリーダー(いろいろメディアがあるから)
  7. 無線LAN接続
  8. MacOSX対応
  9. ADF付きのコピー
とまあ、これだけの条件を列挙して残ったのが、HPの7410。ビジネス向けのラインアップで量販店には売っておらず、ネットでしか買えない。
買ってみて気に入ったのは、なんといっても、ADF+両面スキャンで、両面原稿がそのままコピーできること。
最近多い、両面印刷された原稿、コンビニでコピーしようと思っても結構めんどう。
それがボタン一発でコピーできてしまう。

そういう意味では、コピー機能だけでも買い。
おまけに、JPEGでスキャンした画像をiPhotoに直接送り込んでくれる機能もある。
tiff形式なら、プレビューがそのまま立ち上がる。
メモリカードに入っている画像もiPhotoに読み込むことができる。

FAX機能でも、両面原稿をそのままFAXできるというのははてしなく便利。
地味だけど、無線LANもいい。
電話のモジュラーの近くまでわざわざ有線LANを引くのがめんどうなときに最適。

値段は5万円程度と高いように見えるけれども、高い気はしない。
自宅にオフィス的機能を求める人には間違いなくおすすめ。

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2006年8月30日

GeeklogのRSSアグリゲータその後

RSSリーダは、やはり外部のツールを利用して読み込んだ方がいいような気がしている。
ただ、いちおうのアップデートはしたいなということでコーディングを進めている。
本家の掲示板では、dc:dateへの対応が必要というコメントをくださっていたので、これには対応した。
また、妙な日付のRSSを発行するサイトにも手動で対応しようかなと思っている。

ほんとうは負荷を考えるとキャッシュ機能もあった方がいいのだろうけど、
それを実装するために時間がかかるのかどうかがよくわからない。
DBを使えばいいから、やり始めたら意外とすぐなのかなあとは思うのだけれど。
この辺、システムをさわる経験値が不足しているからなのかもしれない。

2006年8月25日

Webデザインを進化させる

Webサイトをいくつか作っているが、やはりあか抜けないデザインになる。
デフォルトで用意されているテンプレートでもいいが、やはりオリジナルが使いたい。
そんなジレンマをなんとかしてくれる本を探していてであったのが、この本。

少々古めなのか、テーブルデザインを推奨しているような文もあるが、別にhtmlや
cssの詳細が書かれているわけではないので、内容自体は古くない。
スタンダードとして残りそうな本だ。

この本をおすすめする理由は、Webデザインとは何かということを段階を踏んで教えてくれるところだ。
この本を読んだ後、個別のパーツのつくり方や色合いの決め方などに関する本、cssのリファレンスなどを入手するとよいだろう。

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2006年8月17日

W-ZERO3をParallels経由でActiveSync

遅ればせながら、W-ZERO3を入手しました。
早速、Parallelsにソフトをインストールして・・・と思ったんですが、USBの問題でSyncできないようでした。どうやらこれは既知の問題のようで、Just For Funさんでも報告されていました。


あきらめようかなと思ったときにふと思いついたのが、最近Parallesからきていた一通のメール。
次期バージョンのβ版ができていて、現在ベータテスト中という話でした。
詳細を見てみると、USBに関しても少し変更があったようなことが書いてあります。だめ元でβ版を使ってみると、無事できました!

ActiveSyncがちゃんとW-ZERO3を認識して、情報のSyncが完了しました。

ついでにAudible Playerというオーディオブックを販売しているサイトの専用プレイヤーもインストールしました。
これも難なくインストールと端末の認証(アクティベーション)が完了し、購入済みのオーディオブックをダウンロードして再生することができました。
ちなみに、オーディオブックって、例えばダヴィンチコードが18時間ぐらいと一本がすごく長いのですが、必要な場所を30分単位でデータを切り出してZERO3に入れることができます。
まだminiSDカードを持っていないのでこれはすごく助かります。

2006年8月16日

Indian Woman Education

is the key. If we would educate the poor and give them better living conditions, the overpopulation would be eliminated gradually.

2006年8月15日

MacBookでParallelsを使ってLinux

ちょっと長いタイトルになったけど、Mac BookでLinuxを使ってみたのでレポートしておく。
(Windows XPも入れてるけど、全くストレスなく動くので、ちょっとつまらない。完全に仕事用として使ってます。といっても、WordとPowerPointのレイアウト確認用だけど)

Ubuntuという親切なユーザインターフェイスを持つディストリビューションをインストールして使ってみた。
Parallelsは、Macのハードディスク上においたディスクイメージをCD-ROMドライブとして認識できるので、その機能を使えばわざわざ起動用にCDを焼く必要がない。
Ubuntu Japanese Teamのサイトから日本語化されたイメージをダウンロードできるので、そのイメージをダウンロードして利用する。

このイメージを、Parallelsで「New VM」として作った新しいバーチャルマシンにCDとして認識させればよい。これは、出来上がったバーチャルマシンでCD/DVD-ROMをクリックして出てくるメニューで、Use Image Fileを選択すれば、さきほどダウンロードしたイメージを選択できる。

この状態で、バーチャルマシンを起動すると、CDから起動ファイルを読み込んで無事Ubuntuが起動することになる。
Ubuntuは日本語化もよくできているので、何の苦労もなく日本語が使えるし、フリーのオフィス(OpenOffice.org)も最初からインストールされて、設定されている。

ちなみに、Prallelsの設定から、OpenOffice.orgを使って日本語を入力するまでをGoogleビデオに公開してみたので、参考になるかも。
(画質がすごく悪いかなあ?)

2006年7月23日

Geeklog用のRSSアグリゲータを作成

先日インストールした、Nucleus用のRSSビューワーを参考にして、Geeklog用のハックを作成した。
RSSを読み込む機能自体はGeeklogが持っているので、作業したのは、指定した複数のRSSを読み込むことと、日付順に並べ替えるだけ。
なんとも簡単なものだ。

これだけの作業で、トップページの左右真ん中、どこでもRSSをあちこちから集めてきて日付順に並べることができる。
ソート順序は、新しいものが上になるようにしているが、古いものから並べるという需要はおそらくないと思うから、こんなものでしょう。
いろいろとオプションをつけたければ、これをプラグイン化する必要があるけど、今はそんな必要性を感じないのでこのままにしておこう。

ファイルは、Geeklog.jpにある。

設置方法は、readme.txtに書いた通り。
(lib-common.phpへの追加とlib-custom.phpへの追加を行なった後、Web上で静的ページとして呼び出すか、左右のブロックとして呼び出す。)

分からなければ、ここにでも書き込んでください。

2006年7月19日

MacOSXでRails

Railsですが、デフォルトのままではやはり動きませんでした。
OSX付属のRubyがやはりネックでした。
エラーは、
dyld: NSLinkModule() error
こんなメッセージです。その後に、「readline.bundleが問題」という感じのエラーも出ていました。
tsimoの日記などをみて、readlineライブラリをコンパイルしてインストールした後、Rubyをインストールしました。
Rubyだけじゃなくて、readlineなんて入れ替えて本当にいいのかなあという不安はありますが、とりあえず僕のところで問題は出ていません。
Rubyは、MacOSXWorkshopに収録されていればそれでもいいのかな?とも思ったんですが、前のPowerBookのときも自分でコンパイルしてインストールしていたので、大きな抵抗はありませんでした。

こういう努力の結果、Railsが無事動くようになりました。
稼働は、Railsで動くCMSであるRadiantで検証しました。
Radiant、かっこいいですねえ。うちはどうせほとんどコメントつかないから、Radiantでブログも作ろうかなあ、なんて思います。

これでIntel版に変わった僕のマシンでもRailsがちゃんと動くようになりました。
いよいよ開発を開始できますね。

なお、実際にRubyのコンパイルオプションは、tsimoさんの日記からたどった、ここを参考にしました。
この間、gemに収録されているパッチとか、Locomotiveを入れてみたりとか、いろいろやりました。Locomotiveはもちろん動くのですが、MySQLやRailsなんかはすでに自分で入れているのでかさなるとどういう結果になるか分からないので、結局は自分でコンパイルする方法を選びました。

2006年7月13日

NucleusにRSSAtomAggregatorをインストール

いろんなサイトの更新を更新順にまとめて表示できればすごく便利。
普段こういうのは、RSSアグリゲータがやってくれるのだが、自分のブログ上で実現するのはなかなか難しい。
それをNucleusで実現するのが、RSSAtomAggregator(配布サイト)。
自分でOPMLファイルを管理していればそれを使うことも出来るが、簡単なのは、そのまま管理メニューで、「Manual Feed」に取得したいRSSやatomのアドレスをいれるだけだ。
書式は、
サイト名|URL
で、サイト名も一覧に表示できる。
ちなみにうちでは、
  • ' target='_blank' title='<%title%>'><%description%>(<%owner%>)
  • このようにして、アイテムのタイトル(サイト名)と表示されるようにしてみた。
    表示例:右側の「おすすめサイト」がそれ)

    ちなみに、Bloggerのatomは文字化けしたので、NP_XMLSuportの652行目のキャラクタセット指定をUTF-8にして、ちゃんと表示できるようにしておいた。

    2006年7月11日

    TigerにMySQL5.0.22をいれて使いたい(その2)

    Tigerに最新のMySQLを入れて使ってみる実験を続けている。ほぼまともに動くようになってきた。
    phpMyAdminでソケットを指定しなければいけなかった理由が別のアプリをインストールしていてわかってきた。
    5.0.22でのUNIXソケットのデフォルトは、/tmp/mysql.sockだが、デフォルトで入っているPHPが想定しているソケットは、/var/mysql/mysql.sockのようだ。
    そこで、/var/mysqlを作成し、ここにシンボリックリンクを張ってやれば問題なく動く。

    あるいは、php.ini(デフォルトでは存在しないので、/etc/php.ini.defaultをリネームして使用する)でソケットの場所を指定してやるとよい。

    またデータベースを作成する際には、必ず、default character set utf8 をつけるようにした方がよい。

    と、だいたいこんな感じで文字化けせずにMySQLのアプリを使用できるはずだ。

    次回は、Geeklogをインストールしたときのメモを作成しておこう。

    2006年7月7日

    TigerにMySQL5.0.22をいれて使いたい(その1)phpMyAdminまで

    MySQLは、5.1系のベータバージョンが出ているが、少々怖いので安全っぽい5.0系をインストールすることにした。
    本家に、
    mysql-standard-5.0.22-osx10.4-i686.dmg
    があったので、これをインストールしたが、Appleのサイトには、一つ前の5.0.11が公開 されているので、こちらでもよいかもしれない。
    とりあえず、ディスクイメージを開いて、入っているもの全部インストール。

    何はともあれ、パスワードを変更したいので、
    /usr/local/mysql/bin/mysqladmin -u root password 'orenopasuwa-do'
    として、パスワードを設定。

    PHPMyAdmin
    Mysqlはmysqladminや、mysqlコマンドでターミナルから操作できるのだが、いつもそればかりではちとつらい。
    そこで、ブラウザからmysqlを管理できる便利なツールであるphpMyAdminをインストール。
    といっても、アーカイブを自分のWeb用フォルダに展開するだけ。
    で、config.default.phpをconfig.inc.phpに名前を変更する。
    適当なエディタでこれを開き、71行目あたりを以下のように変更。
    $cfg['Servers'][$i]['socket'] = '/tmp/mysql.sock'; // Path to the socket - leave blank for default socket
    $cfg['Servers'][$i]['connect_type'] = 'socket'; // How to connect to MySQL server ('tcp' or 'socket')

    (サーバーへの接続の方法をtcpからsocketに変更する。)

    次に、mysqlに接続するパスワードを設定。これは、85行目あたり。
    $cfg['Servers'][$i]['auth_type'] = 'config'; // Authentication method (config, http or cookie based)?
    $cfg['Servers'][$i]['user'] = 'root'; // MySQL user$cfg['Servers'][$i]['password'] = 'orenopasuwa-do'; // MySQL password (only needed
    これで、phpMyAdminをインストールしたアドレスに接続すれば使えるはず。

    ちなみにここで、ディレクトリの一覧が出てしまう人は、apacheでphpが使えるようになっていないので、別途設定する必要がある。

    ほかのサイトを見てみると、socketの指定は不要に見えるんだけど、うちではうまく動かない。
    もしかして、5.0系はデフォルトの設定が違うのかな。

    次回はPHP+MySQLで動くアプリを試してみる予定。

    MacBookにRails環境構築

    MacBookを買ったので、ただいま環境構築中。
    今回はできるだけパッケージングシステムのお世話になることにして、EamcsとLaTeXはMacOSXWorkshop、Rails関係はgemを利用することにした。
    そうなると、問題もほとんどでないので、あまり書くこともなくなる。

    あれをインストールした、これをインストールした、トラブルはなかった。
    って言われても実は困る。
    検索しているときって、たいてい問題が出ているときか、ハードやソフトの使い勝手を知りたいとき。
    インストールできるかどうかに関心を持つ人はほとんどいない。

    さてそんなわけで、以下、簡単にリストだけ示しておく。
    1. MySQL: 5.0.22のインテル版バイナリ
    2. Ruby: 1.8.4をダウンロードし、コンパイル・インストール
    3. Rails: gem install --include-dependencies rails でインストール
    だいたいこんな感じ。

    まだ試していないけど、大丈夫なんじゃないかなあ・・・

    2006年6月22日

    Nucleusの移行で問題が(MySQL4.1)

    ただいま、サーバの移転中なんですが、いろいろと難航しています。

    まず、データのダンプで問題が出たので、PHPMyAdminでエクスポート・インポートする。ただ、インポート時に、各テーブル作成用SQLの最後に、 DEFAULT CHARSET=utf8;を付け加えておかないと、エラーが出ました。

    これで、インポートしたデータをnucleusで閲覧しようとすると、
    1. データベースにはちゃんと入っているのに、Nucleusでみると全部???になる。
    2. 新しく投稿した記事は化けない。(DBにもちゃんと入っている)
    という問題発生。

    なんでも、MySQLが4.0から4.1になって、日本語変換の問題が出るようになっているようです。
    レンタルサーバだとmy.cnfを編集できないから困ります。
    いちおう、引用しておきます。

    nucleus/libs/globalfunctions.phpのsql_connect関数に mysql_query( 'set character set utf8' );
    行を挿入。

    ホームディレクトリでmy.cnfってオーバーライドできないのかな。

    2006年6月16日

    mysqldumpとutf-8

    以前から何かがおかしいと思っていたのだが、utf-8で運用しているMySQLのデータベースをmysqldumpでdumpすると、変な結果が出ている。
    日本語部分が、
    \個人的\に離着\陸時\は、今\日のテ、\ツコツ・鐔よ\り
    こんな感じになる。
    当然、「個人的に離着陸時は、今日の???より」(?は不明)となっているべきだ。
    おもいたって、mysqlAdminでバックアップしてみたらこちらは正常。
    つまりは、今までせっせとやっていたバックアップは無駄ってこと?

    うーん、これってmysqldumpのバージョンが関係するのかな。
    よく知られた問題?

    2006年6月4日

    教育用SNSは一般向けグループウェア

    教育用の基礎的なコミュニティスペースを提供するelggを試してみた。
    基本的な使い勝手はMixiにファイル共有システムがついたような感じ。手軽に自分用スペースを持てる。
    基本機能は、ブログ、コミュニティ、RSSリーダー、情報公開範囲の限定(友人、一般など)、ファイル共有などがある。
    特に便利だと感じたのは、タグ機能だ。
    タグ機能はカテゴリとは異なり、一つの項目に複数のタグをつけられるうえに、ブログとコミュニティを横断的に検索して表示させることもできる。
    最近のWeb上の機能で一度使うとやめられないのがこのタグだ。

    個人メッセージの送信はなさそうに見えるけど、これはそういうポリシーなのかな。
    ざっと試してみたところ、ユーザ名やブログのタイトル、中身、ファイル名など、日本語を使って問題がある場所は見当たらなかった。
    日本語化自体もgettext対応なので、時間さえあればすぐにできそう。
    すごく期待できるツールだ。

    Podcastingにも対応していて、ファイル管理ツールでmp3ファイルをアップして、公開用にしてしまえば、ただちに、RSS経由でファイルがPodcasting用に公開される。
    タグで公開内容を絞って、特定のタグにマッチするものだけを公開するRSSを作ることもできる。
    むしろ、これがやりたいから、このツールを作ったのかな?と言いたくなるような機能だ。

    個人メッセージが使えない(使えないように見えるだけ?)点だが、これは、コメントが全部メールで届くようになっているので、友人には自分のブログにコメントしてもらうようにすればよい。

    文書については、MediaWikiと統合されているし、教育用ツールとしては、Moodleと統合されているから、まさに教育用のベースとして至れり尽くせりだ。

    このツールは、単なるSNSとかコミュニティ管理ツールというのとはちょっと異なっていて、教育用と銘打っている。
    一体何が他のツールと異なるのか考えてみると、このツールは既存の様々なツールからいろいろな機能を寄せ集めて、いらないものをそぎ落としたものと言えるかもしれない。
    教育で一番必要なのは、自ら学ぶ力とそれを支える友人、チューターが身近にいること。
    そう考えれば、コミュニティが作れることもわかるし、RSSリーダー経由で情報収集ができることもよくわかる。
    レポートのやりとりはファイル共有で可能だ。
    そして、勉強の成果をPodcastingという形で配信してもいいというわけだ。

    しかし、考えてみれば、普通の人が仕事で使う分には、これぐらいの機能があれば十分な気もする。サイボウズとかは少々多機能すぎて、いらない機能が多すぎるのかなという感じだ。
    そういう意味では、このツール、実は一般人向けのグループウェアとしても需要がありそうだ。

    すでに実用レベルに達しているが、日本のユーザがメッセージが日本語化されていない段階で手を出すかはかなり疑問符がつく。
    この点、メッセージの国際化の方法に関して具体的な説明があるので、これに従ってやってみれば、わりと簡単かもしれない。
    ただ、メッセージが結構懇切丁寧なので、一人でやると相当時間がかかりそうだ。
    誰か一緒にやらないかな?
    それとももうやっている人がいたりするかなあ。

    風邪の二つの原因

    熱が出て倒れてしまった。
    いつも思うことだが、倒れる前にゆっくりしておけばよかった。そうすれば、この2日間でネットサーフィンや開発できたのに。

    今回病院に行ってお医者さんに聞いたところによると、風邪には主に二つの原因があるらしい。
    1.ウィルス(インフルエンザとそうでないもの)
    2.細菌
    どちらも死に至ることもあるから侮れない。特に細菌性のものはへんとうせんが腫れたり、肺炎になったりするので抗生物質でちゃんと殺しておく必要があるという。
    ウィルスの方は、どちらかといえば単純で、治るときにはまあ治る。

    両者の見分け方は、熱が上がったり下がったりする際に、ウィルス性の場合、熱が下がれば体が楽だということ。
    熱はないのに、しんどさが残っているのは、細菌性なので抗生物質をもらいに行きましょう。

    今回、なぜかインフルエンザのテストをされたので、「まさか鳥インフルエンザ?」状態だったが、あのテスターでテストできるのは、A型、B型のみのようだった。

    2006年5月29日

    MacPeople7月号の記事はなんか違うでしょ

    MacPeopleの7月号、39ページ下に「オープンソースソフトをアップルが懸念?」という記事がある。著者は白山貴之という人。
    基本的には、オープンソース系のソフトがユニバーサルバイナリしやすいようにとアップルがリリースした解説記事の紹介だ。
    この人の記事では、
    バイナリパッケージ作成者の多くはUNIX文化、つまりオープンソース流の「その場でビルドすればいい」という発想に毒されている、もしくはそうした発想をUB化の手間を惜しむための言い訳として使っている。(p.39)
    とされている。

    なんだかなあ。。。
    欲しいものは自分でビルドするか、自分にあったものが出てくるまで待てばいいと思うけどな。
    それが嫌ならお金を払って誰かにサポートしてもらえばいい。

    ビルドするのがすごく大変だとかお金がかかるとかいうのであれば別だけど、ビルドって実は標準でついてくる開発ツールを入れればわりと簡単にできる。
    ビルド自体のやり方は、ちょっと勉強する必要があるけど、これを勉強しさえすれば、たいていのものはビルドできるようになる。
    この(時間)コストをケチるのならば、そしてそのツールを使いたいのであれば、やっぱりそれは自分で誰かにお金を払ってでも頼むべきじゃないかな。
    そしてその成果をバイナリとしてみんなに提供する、と。

    どうして、「バイナリ公開者はユニバーサルバイナリを公開する義務がある」みたいないい方になるのだろう。
    市販ソフトのすべてがすでにユニバーサルバイナリ化されているとでも言うのだろうか?Adobeに面と向かって「お前たちはユニバーサルバイナリ化する義務がある」と先に言ってみたらどうだろう。

    ちなみに、これ、誰かが個人的な意見として言っているんなら別にかまわないよ。
    MacPeopleという雑誌ではっきりと言ってるから問題にしている。
    この記事のあるページは、NEWS Naviってコーナーで最新のニュースを解説するページ。このコーナーは、記者の個人的コーナーじゃないだろうから、ここに載っているのはMacPeopleの公式見解と僕は解釈する。
    つまり、UNIX文化が「毒されている」ようなもので、ユニバーサルバイナリ化しないバイナリ配布者は怠慢だということだ。
    この雑誌に関わる人々は、ユニバーサルバイナリ化したものを配布しても、「当然だ」と受けとめて、感謝なんてしないんだろうな。

    「欲しいものは自分で作ればいい」という考えと、それをみんなで共有しようという文化があればこそ、UNIXやオープンソースの世界でこれだけのものが公開されている。
    それの何がいけないというのだろう。
    編集部の人たちだってオープンソースソフトウェアの恩恵は受けているだろうし、ビルドしてみてもいるだろう。バイナリ配布者の努力もわかっていると思いたい。
    それでも、こんな記事を出すことが理解できない。
    (もちろん、コラムでこういう話しが出るのはかまわない。むしろ著者の好きなことを書けばいいと思う。)

    もうMacPeopleは買うのはやめた。
    できれば、オープンソースの虎っていう連載もやめて欲しいし、オープンソースソフトに関する記事で商売するのもやめて欲しいな。

    2006年5月18日

    Joyentを使ってみました。日本語対応もチェック

    AJAXを利用したコラボレーションツールのJoyentを試してみました。
    これ、デモサイトは特になくて、試すには有料でひと月15ドル払わないといけません。そのせいか、日本語ではあまり情報もなくて、どんなツールかよくわかりませんでした。

    しかし、Railsで有名なTextdriveがサービスを提供している(というか、合併した)ので、どうも気になって仕方ありませんでした。
    誰か試してレポートしないかなと思っていたのですが、とうとう我慢できなくなってサインアップしてみました。

    これ、いいですね。
    Joyentは、メール、カレンダー、アドレス帳、ファイルをチームで共有するという思想で設計されています。
    インターフェイスは、AJAXが積極的に使われていて、ストレスを感じるところはあまりありません。
    タグってやっぱり便利。
    気になったものにはとりあえずタグをつけておいてあとでタグ付きのものを検索するってことは当然可能です。
    デザイン的にも、例えばファイルにタグをつけるのと、閲覧権限を設定する方法がすごく似ていて、なんだか直感的です。権限の設定も、クリックすると小さなウィンドウが開いて、そこにはユーザ名のタグが表示されています。これを線より下に持っていくと、その人は閲覧できなくなります。

    TextDriveはJoyentを含んだMixedGrillというサービスを499ドルで提供していて、これだとJoyentに加えて、ホスティング、オンラインストレージを「うちの会社が存続する限り」利用することができます。
    Joyent、結構気に入ったので契約しようかなと一瞬思ったのですが、問題がありました。

    それはやっぱり日本語対応。
    メールと保存された日本語ファイル名のファイルに問題がありました。
    メールの送信では、受信したメールをメーラー(Gmail)で見た限り、タイトルは特に化けていないのですが、Joyent側では化けています。
    本文は特に問題ありません。
    Joyentで受信したメールのタイトルも化けています。
    これ、もしかしたら、Joyentのタイトル表示でフォントを指定してしまっているだけかも知れません。
    (おそらく、タイトル、本文ともにUTF-8のメール)
    それから、添付ファイルのファイル名も日本語が入っているとだめですね。

    日本語ファイル名のファイルは、ファイル名がだめでした。
    こちらの化け方は、日本語部分が全部アンダーバーになっています。

    結局、もうしばらく様子見することにしました。
    (でも、おもしろそうなのでMixedGrillを買おうかとは思ってます)

    2006年5月7日

    Geeklogでのプラグイン開発

    Geeklog用に、地域通貨プラグインを開発しています。
    ゴールデンウィーク用に完了させようかと思っていたのですが、ちょっとまだ手を入れきれていない部分が残っています。

    Geeklogのプラグインは、APIがそれなりにあるので開発はわりと楽です。
    pluginsディレクトリにある各プラグインを参考にすればすぐに開発できると思います。
    functons.incを開けば、APIを使っている様子を見ることができます。
    早めに実装した方がいいのは、installとuninstall。
    あとは必要に応じて実装していけばいいです。

    僕の開発環境は、Emacs+CVSで、OSはMacOSXです。
    MacOSXはデフォルトでApacheもPHPも入っているので、EmacsとMySQLいれればGeeklogのテスト環境がすぐに動きます。
    開発始めたらほんともうMacは手放せないです。

    IntelMacなら、PCのエミュレータも40ドルぐらいであるみたいなので、必要に応じてこれでWindowsや他のマシンを動かすようにしたら無敵かも知れません。
    今のPowerBookに満足してるのに物欲は広がるばかりです。
    いやぁ、Macってほんとうにおそろしいですね。

    2006年3月9日

    Geeklogを自宅環境でCVS化

    いろいろと便利だと思うので、GeeklogをCVSで使うことにした。
    いまさらという気もするが、やらないよりはマシということで。
    今後の運用方法は効率的なものを考えたいのだが、いちおう、本家でのリリースパッケージに差分パッチをあてたものを作成していくことに。
    ただ、プラグインとの兼ね合いが不明なのでこれをどうしたらいいのか考えなければならない。

    今のところは、UTF-8限定で動くものを考えていて、段階的にEUCは廃止する。

    忘れないように、うちでの運用方法を書いておく。
    1.プロジェクト名:geekjp
    2.ファイルをチェックアウトして、編集。全体に関わる修正には特にコメントを入れない。
     個別的な修正についてはコメントを書いていく。
    3.本家で新バージョンがリリースされたら、一旦全ての変更を白紙にして、新バージョンへの修正としてプロジェクトを進める。
    (その時点までのパッチを用意して、新バージョンにあてるだけ)
    4.汎用性のあるものは本家に送る

    SubVersionがいいのに・・・とかはとりあえず抜きにして、便利な運用方法をご存知でしたら教えていただければ助かります。

    2006年3月7日

    感動的なまでによくできた一冊。Rails本。

    まずは一回目、コードは入力せずに読み進めています。
    するするするっと読めてしまうのは、原書がよいことに加えて翻訳がいいんでしょうね。
    ここまで分かりやすいコンピュータ関係の書籍はめずらしいです。
    ところどころにあるジョークもまあまあ(日本人にとっても)突飛ではないような感じです。

    いずれにしても、この本を読んでいると、いかにRailsがWebアプリを開発する人のために作られているのかということを実感する。
    値段は3800円と高く見えるが、本文だけで475ページもあるので、1ページわずか8円!
    読みやすく仕上げるために払われた努力を考えると、非常に安く感じる一冊です。

    プログラミングを志す人、まずこの本からはじめるというのもありかも知れません。
    一冊読み通して、サンプルのショッピングカートを作ってみて、少し修正してみる。
    それから改めて言語の勉強をはじめると、プログラミングの面白さがよくわかりそうです。

    2006年3月5日

    Geeklog用にSourceforgeでCVSを使う

    Geeklog用のCVSを公開しようと思って作業中です。
    まだ全然CVSというか、SSHがわかってないのでそもそもここから勉強中です。
    なんとか見つけたのが、tDiaryの開発用に解説されたページです。
    ここで勉強しながら少しずつ作業を進めていきます。

    やれやれ、スキルが低いと作業もなかなかですね。

    2006年3月2日

    るびま13号

    発行されていますね。
    すぐに止まっちゃうのかと思ってたら、きちんと発行されています。
    Rubyコミュニティのすごさを垣間みる感じですね。
    僕もいつかはコミュニティのメンバーになりたいと思ってるのですが、まだまだです。
    なんといっても、るびまの記事がむずかしくなると途端に理解できなくなるありさま。
    特に、難易度()の中身がちゃんと笑えるようにならないとまだまだですね。

    2006年3月1日

    Geeklogの日本公式サイトをやっています。

    こんにちは、モールです。
    SaYと名乗ることもありますが、同一人物です。
    Geeklogの日本公式サイトをやっています。
    いままで、ときどきエコというサイトでときどきコンピュータの話しをしていましたが、少々居心地が悪いのでこちらに分離しました。
    こちらでは、開発系の話しと日々のよしなしごとを書いていきます。

    なんだか、ブログというよりただの自己紹介ですね、これじゃあ。