2010年6月29日

Milestone2はくるのか?

先日アナウンスされた、Droid XはQWERTYキーボードがなくて、ちょっぴりがっかりでした。
Motorolaもキーボード付きをやめたのかな?と思ったのですが、どうやらそういう訳でもなく、ちゃんと本命(?)を準備していました。

engadgetによれば、新しいDroid 2は8月23日に発売される模様です。
Froyo(2.2)を搭載する予定です。
正常進化というところでしょうか。

キーボードでの変化としては、右側にあったカーソル(?)がなくなっています。
個人的にはカーソルはわりと便利だなと感じていたので、これは残念。
これがあることで、タッチパネルに触れる必要があまりなかったんですね。
もしかしたら、使い勝手が一気に低下するかも。

思うに、タッチパネルってあんなに小さな画面ではそんなに便利なものでもないのに、みんなついつい使おうとします。
キーボードよりも新しいデバイスというイメージがあるからでしょうか。
ゲーム界が特にそうですが、最新のテクノロジーを使ったゲームというのは、話題性だけでゲームデザインとしてはだめなものがよく見られました。

タッチパネルもそれと同じ。
最新技術よりも、見てくれよりも、ユーザビリティというか、操作性をしっかり熟成させないといいものにはなりません。
iPhoneが売れているのはそういう理由なんだと思うんだけど、AndroidもWindows Phoneもその辺、もうちょっと学んでほしい。

やっぱりPalmが日本にこないかなと思う次第。 

2010年6月16日

Snow Leopard標準のapache2+PHPにMacportsのMysqlを使う

どうということもないのだけれど、検索すると、MAMPを入れるとか、Macportsですべてを構築するという情報はたくさんあるけれど、標準ツールを利用するというのはあまりないので、メモしておこう。
PHPを使う方法は、ここが丁寧。
そもそもSnow Leopardは標準でapache2が入っているし、PHPも入っている。

バージョンはそれぞれこんな感じ。
Server version: Apache/2.2.14 (Unix)
PHP 5.3.1 (cli) (built: Feb 11 2010 02:32:22)

最新版じゃないとだめ!というひとでなければ、無理に新しいものを使わなくても、これを使えばいいんじゃないかな。
というわけで、MacでGeeklogとかDrupal、あるいはWordPressなんかのDBを使うWebアプリケーションを使う場合は、MySQLだけをなんとかすれば、OSについてくるツールで構築できる。

MySQLも、公式サイトからダウンロードすれば、設定すらOSのシステム環境設定からできるものがダウンロードできるので、Macportsは不要になる。
(この方法は、こちらに詳しい)
僕の場合は、TeXやemacsを入れているので、どちらにしろ必要なので、MySQLに関してはMacportsを使う。

利用するポイントは、php.iniをちゃんと作る(というか、/etc/php.ini.defaultをコピーして使う)こと。
このファイルの中に、MySQLのソケット関係がいくつかあるので、それをすべて、
pdo_mysql.default_socket=/opt/local/var/run/mysql5/mysqld.sock
という感じで、/opt/local以下のものを指定しておく。
そして、最初に参照したサイトで解説されているように、PHPが使えるように設定して、次は、MySQLが使えるように設定しておく。

こうしておいて、システム環境設定からWeb共有をチェックすれば、無事起動する。

2010年6月9日

iPadの縦長表示は魅力的

つねづね、パソコンの画面は縦が短いなと思ってました。
なので、iPadを縦表示にした状態で、PDFが表示できるのはじつはすごく大事なことなんじゃないかと気づきました。

たいていのアプリケーションを使うときに、ディスプレイの横幅いっぱいを使うことってあまりないんですよね。
でも、縦は普通いっぱいに使っている。
そう考えると、MS Officeのリボンインターフェイスみたいに画面の上部をでっかいアイコンで埋めてしまうのって、実は文書の入力作業には障害なんだと思います。
ついでに、メニューやステータスバーもあるので、どんどん使えるスペースが少なくなる。
そうすると、文字を小さくして行数を確保するか、表示する文字を維持して行数を減らすことになってしまいます。
どっちにしても、文字の一覧性が犠牲になってしまいます。

そろそろアプリケーションメーカーは、表示にとって希少な資源は縦の長さであることに気づくべきでしょう。
インターフェイスが横にあるといいなって思うんですが、これは、Gmailなんかがわりとわかっているのかもしれません。
横にメニューというか、通常アクセスしたい作業が並んでいます。

MacbookAirの新機種が出ないようなんで、新しいマシンをまた悩んでいます。
いっそ、自宅用にMacbookProを買って、移動用にiPadでもいいかもなあって感じです。

というわけで、もしかしたら、iPad、買うかも!

2010年6月7日

Webで気になった情報をAndroidでまとめて読みたい

Lifehackerは、ネットサーフィンして気になったサイトを次から次へと読んで、気づいたら半日すぎていた!なんてことはしないらしい。
気になったサイトがあれば、ぱぱっとマークして、後で時間があるときにまとめて読むそうだ。
(そしてさらに芋づる式に気になったものは、改めてマークしておくのだろう)

これが、Milestone(Android)でできればすごく便利になる。
そこで少し調べてみたところ、こういう環境を実現するためには、Read it Laterや、InstapaperPage Stackなどがある。
それぞれ試用して みた結果、最終的に、Instapaperに決めた。
というわけで、以下、まとめてみた。

Androidでの利用の流れ
基本的な使い方は、MacでInstapaperに保存した記事をAndroidのRSSリーダーを使って読むという流れだ。

もう少し詳しく書くと、こんな感じ。
Macで保存したInstapaperのページリストをRSSで出力し、それを、まるごとRSSというサービスを使って、本文を含めたRSSに変換する。変換したRSSをGoogle Readerに登録しておき、AndroidのRSSリーダー(BlueRSS)で読む。

Macでの作業だが、ブラウザ(Firefox)で、読みたい記事があれば、ブックマークレットをクリックして、Instapaperに保存しておく。

Androidの方は、RSSリーダーを起動して、登録したフィードを一括して読み込ませれば、後はネットにつながっていなくても読むことができる。

ポイントは、まるごとRSSというサービスを利用すること。InstapaperでもRead it Laterでも、RSSで出力されるのは、登録されているサイトのタイトルとリンクのみだ。これでは、後でまとめて読もうと思ったときに、一ページごとにネットにつないでページをダウンロードするはめになる。
それを解決してくれるのが、まるごとRSS。RSSフィードを登録すると、ページ全体を取得したRSSフィードを作成してくれる。
(ちなみにこの便利なサービスは、インプット情報をEvernoteに全自動転送するという記事で見つけた)

RSSは、直接読んでもいいのだけれど、Instapaper、暇なときはMacからも読みそうなので、未読管理ができた方がいいと思うので、Google Readerに対応したものがよいと思う。
(これ書きながら検索したら、NewsRobの方が便利そうな感じ)

Instapaper vs Read it Later
Instapaperに決めた理由だが、Androidからもページを登録できる方がいいかなと思ってのことだ。
Read it Laterは、paperdroidという専用アプリがあって、シンクなんかも簡単にできるのだけれど、Androidのブラウザから登録すると、日本語のタイトルが文字化けしてしまう。
たぶん、Androidから登録することはめったにないのだと思うんだけど、ちょっと不安になってしまう。

一方、Instapaperの方は、AndroidでのInstapaper活用事例でも紹介されているとおり、Instafetchという専用アプリと、Read Laterという保存専用アプリがある。
前者は、paperdroidのInstafetch版のような感じで、閲覧もできる。
が、上記サイトでも指摘されているとおり、シンクがなにかおかしい。ブログを保存しても、トップページではないページがなぜか保存されるみたいだ。ここは深く追求せずに、あきらめる。
最終的に、保存のみできるRead Laterを使うことになった。

PageStack
そうそう、最初にふれたPageStack、これはちょっと経路の違うサービスで、機能的には、PushとPOPしかないという割り切った仕様だ。
気になったページはどんどんPushしていって、読むときにはPopすると、最後に保存されたページから順に表示していってくれる。
そして、一度表示したページは、リストから永久に削除される。

Androidでは、POPのみできる専用クライアントが用意されている。

これはこれで便利なのだが、ちょっと考えてしまう面もある。
Instapaperなどのクライアントも同じなのだが、正直、Androidで文章を読むときには、可能ならば、ブラウザでは読みたくない。
レイアウトなしで、テキストのみ読める方がありがたい。
読み込みにも時間がかかるし、レイアウト的に素早く読みにくいことも多い。

というわけで、PageStackはちょっとパスした。

2010年6月5日

Audibe Beta for Androidに参加

先日からMilestoneを手に入れ、Android使いになっている。
iPhoneじゃないとできないことってのが、いくつかあるけれど、まあ楽しく使っている。
(Android使ってる時間の大半は数独ゲームをやっているというのは、ちょっと恥ずかしい事実)

一番、Androidで困っていたのが、Audibleという、英語版のオーディオブックを販売するサービス。
New York Timesのオーディオ版なども聞けるし、小説もわりと新しいものがあるし、ラジオドラマっぽい演出がなされたものもある。
なぜかハリーポッターがないのが残念だったけど、今は別にもういいし。

それでもMilestoneを手に入れたのは、今年中にAudibleがAndroid版のクライアントを開発して公開するという噂を聞いていたから。
そして、ついに、ベータテストが始まったという情報を入手した。

早速、Google Groupsに参加して、ダウンロードしてみたところ、あっさり成功。
どこがベータなん?と言いたくなるぐらい、すんなりと使えて、すごく便利。
音質はこれからゆっくり聞いてみるけれど、さすがにiPodベースのiPhoneとは比ぶべくもないんじゃないかなという予感はある。
それと、iPodにあった、倍速再生機能もなさそうだ。
これがあると、もともと45分のNewYorkTimesなんかが、20分強で聞けてすごく便利。
実際、ニュースを45分も聞いていると集中力が落ちてしまうので、短時間で聞けるのは大きな利点。

でもまあ、小説に関しては普通のスピードで聞いているから、音質さえよければ別にいかな。

2010年6月2日

iPadを買ってノートPCを処分した人がいる

Gizmodoの記事では、MacbookProをやめてしまったそうだ。
基本的に僕はiPadはなしかなと思っているんだけど、それは、パソコンを使って数値計算をしたりすることが必須な仕事をしているから。
以前も書いたとおり、webとメール中心の使い方をする人なら、iPadは非常にいいと思う。

ただこの人は、ライターってことでパソコンの相当なヘビーユーザに見えるけど、「外出用の」パソコンをiPadにしてしまったみたい。
自宅ではパソコンを使っている。

こういう人を見ていると、本当に、iPad用の年賀状作成ソフトが出てくるようになれば、自宅も出先もiPadでじゅうぶんという人が増えてきそうだ。
そんなわけで、僕的に、iPadのキラーアプリは年賀状作成ソフトだと思う。

僕はどうするかといえば、僕は自宅でも外出先でもMacbookAirなので、iPadの出番はなさそう。
Airが外出用なら、僕もiPad、買うでしょうね。