2010年2月1日

org-modeからのLaTeX利用環境を整備


マニュアルをちゃんと読めば載っていることなんだけど、ついついその場しのぎをやってしまいます。
今日は一念発起して、org-modeでLaTeXをちゃんと使えるようにしようと思い、いろいろといじってみました。
まずは C-c C-x C-lでLaTeXの数式を画像に変換して、文書の編集中に見れるようにしてくれる機能(LaTeXのインラインプレビューとでも言いましょうか。Previewing LaTeX fragmentsと書かれています)を使います。

なぜかデバッガーの画面が出ますが、何度かescを押すと、ぶじインラインで表示されます。
(いいのかな、これで?)
適当な数式を作ってみますと、$Q=\frac{Y^{\alpha} Cl}{L}$が、次のような感じになります。

うん、いい感じ。

次になぜか変換したときに著者が文字化けするので、ファイルの先頭で指定することにしました。
#+AUTHOR: 岡村 土竜
#+TITLE: スローな子育ち
org-modeをインストールしたときには、この機能、ちゃんと有効だったのですが、いつの間にかエラーが出るようになっていました。
プレビューは、LaTeXで変換したdviファイルをpngに変換するものですので、この機能を提供しているdvi2bitmapというプログラムをmacportsからインストールすると、ぶじ動きました。
(この間、libpngのアーキテクチャが古いといわれ、zlibとlibpngに+universalをつけて、再インストールしました)

この他、デフォルトのタイプセット用に、jsarticleを指定して、普段使いのパッケージが使えるようにしておきました。
これはこんな感じ。
(add-to-list 'org-export-latex-classes
'("jsarticle"
\\usepackage{tabularx}
\\usepackage{longtable}
\\usepackage{graphicx}
))
(setq org-export-latex-default-class "jsarticle")
もう少しいじって、PDF画像の貼り付けを楽にしておきたいなと思いますが、それは午後に出もやることにします。
仕事も進めないといけませんしね。

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