教育用の基礎的なコミュニティスペースを提供するelggを試してみた。
基本的な使い勝手はMixiにファイル共有システムがついたような感じ。手軽に自分用スペースを持てる。
基本機能は、ブログ、コミュニティ、RSSリーダー、情報公開範囲の限定(友人、一般など)、ファイル共有などがある。
特に便利だと感じたのは、タグ機能だ。
タグ機能はカテゴリとは異なり、一つの項目に複数のタグをつけられるうえに、ブログとコミュニティを横断的に検索して表示させることもできる。
最近のWeb上の機能で一度使うとやめられないのがこのタグだ。
個人メッセージの送信はなさそうに見えるけど、これはそういうポリシーなのかな。
ざっと試してみたところ、ユーザ名やブログのタイトル、中身、ファイル名など、日本語を使って問題がある場所は見当たらなかった。
日本語化自体もgettext対応なので、時間さえあればすぐにできそう。
すごく期待できるツールだ。
Podcastingにも対応していて、ファイル管理ツールでmp3ファイルをアップして、公開用にしてしまえば、ただちに、RSS経由でファイルがPodcasting用に公開される。
タグで公開内容を絞って、特定のタグにマッチするものだけを公開するRSSを作ることもできる。
むしろ、これがやりたいから、このツールを作ったのかな?と言いたくなるような機能だ。
個人メッセージが使えない(使えないように見えるだけ?)点だが、これは、コメントが全部メールで届くようになっているので、友人には自分のブログにコメントしてもらうようにすればよい。
文書については、MediaWikiと統合されているし、教育用ツールとしては、Moodleと統合されているから、まさに教育用のベースとして至れり尽くせりだ。
このツールは、単なるSNSとかコミュニティ管理ツールというのとはちょっと異なっていて、教育用と銘打っている。
一体何が他のツールと異なるのか考えてみると、このツールは既存の様々なツールからいろいろな機能を寄せ集めて、いらないものをそぎ落としたものと言えるかもしれない。
教育で一番必要なのは、自ら学ぶ力とそれを支える友人、チューターが身近にいること。
そう考えれば、コミュニティが作れることもわかるし、RSSリーダー経由で情報収集ができることもよくわかる。
レポートのやりとりはファイル共有で可能だ。
そして、勉強の成果をPodcastingという形で配信してもいいというわけだ。
しかし、考えてみれば、普通の人が仕事で使う分には、これぐらいの機能があれば十分な気もする。サイボウズとかは少々多機能すぎて、いらない機能が多すぎるのかなという感じだ。
そういう意味では、このツール、実は一般人向けのグループウェアとしても需要がありそうだ。
すでに実用レベルに達しているが、日本のユーザがメッセージが日本語化されていない段階で手を出すかはかなり疑問符がつく。
この点、メッセージの国際化の方法に関して具体的な説明があるので、これに従ってやってみれば、わりと簡単かもしれない。
ただ、メッセージが結構懇切丁寧なので、一人でやると相当時間がかかりそうだ。
誰か一緒にやらないかな?
それとももうやっている人がいたりするかなあ。
2006年6月4日
風邪の二つの原因
熱が出て倒れてしまった。
いつも思うことだが、倒れる前にゆっくりしておけばよかった。そうすれば、この2日間でネットサーフィンや開発できたのに。
今回病院に行ってお医者さんに聞いたところによると、風邪には主に二つの原因があるらしい。
1.ウィルス(インフルエンザとそうでないもの)
2.細菌
どちらも死に至ることもあるから侮れない。特に細菌性のものはへんとうせんが腫れたり、肺炎になったりするので抗生物質でちゃんと殺しておく必要があるという。
ウィルスの方は、どちらかといえば単純で、治るときにはまあ治る。
両者の見分け方は、熱が上がったり下がったりする際に、ウィルス性の場合、熱が下がれば体が楽だということ。
熱はないのに、しんどさが残っているのは、細菌性なので抗生物質をもらいに行きましょう。
今回、なぜかインフルエンザのテストをされたので、「まさか鳥インフルエンザ?」状態だったが、あのテスターでテストできるのは、A型、B型のみのようだった。
いつも思うことだが、倒れる前にゆっくりしておけばよかった。そうすれば、この2日間でネットサーフィンや開発できたのに。
今回病院に行ってお医者さんに聞いたところによると、風邪には主に二つの原因があるらしい。
1.ウィルス(インフルエンザとそうでないもの)
2.細菌
どちらも死に至ることもあるから侮れない。特に細菌性のものはへんとうせんが腫れたり、肺炎になったりするので抗生物質でちゃんと殺しておく必要があるという。
ウィルスの方は、どちらかといえば単純で、治るときにはまあ治る。
両者の見分け方は、熱が上がったり下がったりする際に、ウィルス性の場合、熱が下がれば体が楽だということ。
熱はないのに、しんどさが残っているのは、細菌性なので抗生物質をもらいに行きましょう。
今回、なぜかインフルエンザのテストをされたので、「まさか鳥インフルエンザ?」状態だったが、あのテスターでテストできるのは、A型、B型のみのようだった。
2006年5月29日
MacPeople7月号の記事はなんか違うでしょ
MacPeopleの7月号、39ページ下に「オープンソースソフトをアップルが懸念?」という記事がある。著者は白山貴之という人。
基本的には、オープンソース系のソフトがユニバーサルバイナリしやすいようにとアップルがリリースした解説記事の紹介だ。
この人の記事では、
なんだかなあ。。。
欲しいものは自分でビルドするか、自分にあったものが出てくるまで待てばいいと思うけどな。
それが嫌ならお金を払って誰かにサポートしてもらえばいい。
ビルドするのがすごく大変だとかお金がかかるとかいうのであれば別だけど、ビルドって実は標準でついてくる開発ツールを入れればわりと簡単にできる。
ビルド自体のやり方は、ちょっと勉強する必要があるけど、これを勉強しさえすれば、たいていのものはビルドできるようになる。
この(時間)コストをケチるのならば、そしてそのツールを使いたいのであれば、やっぱりそれは自分で誰かにお金を払ってでも頼むべきじゃないかな。
そしてその成果をバイナリとしてみんなに提供する、と。
どうして、「バイナリ公開者はユニバーサルバイナリを公開する義務がある」みたいないい方になるのだろう。
市販ソフトのすべてがすでにユニバーサルバイナリ化されているとでも言うのだろうか?Adobeに面と向かって「お前たちはユニバーサルバイナリ化する義務がある」と先に言ってみたらどうだろう。
ちなみに、これ、誰かが個人的な意見として言っているんなら別にかまわないよ。
MacPeopleという雑誌ではっきりと言ってるから問題にしている。
この記事のあるページは、NEWS Naviってコーナーで最新のニュースを解説するページ。このコーナーは、記者の個人的コーナーじゃないだろうから、ここに載っているのはMacPeopleの公式見解と僕は解釈する。
つまり、UNIX文化が「毒されている」ようなもので、ユニバーサルバイナリ化しないバイナリ配布者は怠慢だということだ。
この雑誌に関わる人々は、ユニバーサルバイナリ化したものを配布しても、「当然だ」と受けとめて、感謝なんてしないんだろうな。
「欲しいものは自分で作ればいい」という考えと、それをみんなで共有しようという文化があればこそ、UNIXやオープンソースの世界でこれだけのものが公開されている。
それの何がいけないというのだろう。
編集部の人たちだってオープンソースソフトウェアの恩恵は受けているだろうし、ビルドしてみてもいるだろう。バイナリ配布者の努力もわかっていると思いたい。
それでも、こんな記事を出すことが理解できない。
(もちろん、コラムでこういう話しが出るのはかまわない。むしろ著者の好きなことを書けばいいと思う。)
もうMacPeopleは買うのはやめた。
できれば、オープンソースの虎っていう連載もやめて欲しいし、オープンソースソフトに関する記事で商売するのもやめて欲しいな。
基本的には、オープンソース系のソフトがユニバーサルバイナリしやすいようにとアップルがリリースした解説記事の紹介だ。
この人の記事では、
バイナリパッケージ作成者の多くはUNIX文化、つまりオープンソース流の「その場でビルドすればいい」という発想に毒されている、もしくはそうした発想をUB化の手間を惜しむための言い訳として使っている。(p.39)とされている。
なんだかなあ。。。
欲しいものは自分でビルドするか、自分にあったものが出てくるまで待てばいいと思うけどな。
それが嫌ならお金を払って誰かにサポートしてもらえばいい。
ビルドするのがすごく大変だとかお金がかかるとかいうのであれば別だけど、ビルドって実は標準でついてくる開発ツールを入れればわりと簡単にできる。
ビルド自体のやり方は、ちょっと勉強する必要があるけど、これを勉強しさえすれば、たいていのものはビルドできるようになる。
この(時間)コストをケチるのならば、そしてそのツールを使いたいのであれば、やっぱりそれは自分で誰かにお金を払ってでも頼むべきじゃないかな。
そしてその成果をバイナリとしてみんなに提供する、と。
どうして、「バイナリ公開者はユニバーサルバイナリを公開する義務がある」みたいないい方になるのだろう。
市販ソフトのすべてがすでにユニバーサルバイナリ化されているとでも言うのだろうか?Adobeに面と向かって「お前たちはユニバーサルバイナリ化する義務がある」と先に言ってみたらどうだろう。
ちなみに、これ、誰かが個人的な意見として言っているんなら別にかまわないよ。
MacPeopleという雑誌ではっきりと言ってるから問題にしている。
この記事のあるページは、NEWS Naviってコーナーで最新のニュースを解説するページ。このコーナーは、記者の個人的コーナーじゃないだろうから、ここに載っているのはMacPeopleの公式見解と僕は解釈する。
つまり、UNIX文化が「毒されている」ようなもので、ユニバーサルバイナリ化しないバイナリ配布者は怠慢だということだ。
この雑誌に関わる人々は、ユニバーサルバイナリ化したものを配布しても、「当然だ」と受けとめて、感謝なんてしないんだろうな。
「欲しいものは自分で作ればいい」という考えと、それをみんなで共有しようという文化があればこそ、UNIXやオープンソースの世界でこれだけのものが公開されている。
それの何がいけないというのだろう。
編集部の人たちだってオープンソースソフトウェアの恩恵は受けているだろうし、ビルドしてみてもいるだろう。バイナリ配布者の努力もわかっていると思いたい。
それでも、こんな記事を出すことが理解できない。
(もちろん、コラムでこういう話しが出るのはかまわない。むしろ著者の好きなことを書けばいいと思う。)
もうMacPeopleは買うのはやめた。
できれば、オープンソースの虎っていう連載もやめて欲しいし、オープンソースソフトに関する記事で商売するのもやめて欲しいな。
2006年5月18日
Joyentを使ってみました。日本語対応もチェック
AJAXを利用したコラボレーションツールのJoyentを試してみました。
これ、デモサイトは特になくて、試すには有料でひと月15ドル払わないといけません。そのせいか、日本語ではあまり情報もなくて、どんなツールかよくわかりませんでした。
しかし、Railsで有名なTextdriveがサービスを提供している(というか、合併した)ので、どうも気になって仕方ありませんでした。
誰か試してレポートしないかなと思っていたのですが、とうとう我慢できなくなってサインアップしてみました。
これ、いいですね。
Joyentは、メール、カレンダー、アドレス帳、ファイルをチームで共有するという思想で設計されています。
インターフェイスは、AJAXが積極的に使われていて、ストレスを感じるところはあまりありません。
タグってやっぱり便利。
気になったものにはとりあえずタグをつけておいてあとでタグ付きのものを検索するってことは当然可能です。
デザイン的にも、例えばファイルにタグをつけるのと、閲覧権限を設定する方法がすごく似ていて、なんだか直感的です。権限の設定も、クリックすると小さなウィンドウが開いて、そこにはユーザ名のタグが表示されています。これを線より下に持っていくと、その人は閲覧できなくなります。
TextDriveはJoyentを含んだMixedGrillというサービスを499ドルで提供していて、これだとJoyentに加えて、ホスティング、オンラインストレージを「うちの会社が存続する限り」利用することができます。
Joyent、結構気に入ったので契約しようかなと一瞬思ったのですが、問題がありました。
それはやっぱり日本語対応。
メールと保存された日本語ファイル名のファイルに問題がありました。
メールの送信では、受信したメールをメーラー(Gmail)で見た限り、タイトルは特に化けていないのですが、Joyent側では化けています。
本文は特に問題ありません。
Joyentで受信したメールのタイトルも化けています。
これ、もしかしたら、Joyentのタイトル表示でフォントを指定してしまっているだけかも知れません。
(おそらく、タイトル、本文ともにUTF-8のメール)
それから、添付ファイルのファイル名も日本語が入っているとだめですね。
日本語ファイル名のファイルは、ファイル名がだめでした。
こちらの化け方は、日本語部分が全部アンダーバーになっています。
結局、もうしばらく様子見することにしました。
(でも、おもしろそうなのでMixedGrillを買おうかとは思ってます)
これ、デモサイトは特になくて、試すには有料でひと月15ドル払わないといけません。そのせいか、日本語ではあまり情報もなくて、どんなツールかよくわかりませんでした。
しかし、Railsで有名なTextdriveがサービスを提供している(というか、合併した)ので、どうも気になって仕方ありませんでした。
誰か試してレポートしないかなと思っていたのですが、とうとう我慢できなくなってサインアップしてみました。
これ、いいですね。
Joyentは、メール、カレンダー、アドレス帳、ファイルをチームで共有するという思想で設計されています。
インターフェイスは、AJAXが積極的に使われていて、ストレスを感じるところはあまりありません。
タグってやっぱり便利。
気になったものにはとりあえずタグをつけておいてあとでタグ付きのものを検索するってことは当然可能です。
デザイン的にも、例えばファイルにタグをつけるのと、閲覧権限を設定する方法がすごく似ていて、なんだか直感的です。権限の設定も、クリックすると小さなウィンドウが開いて、そこにはユーザ名のタグが表示されています。これを線より下に持っていくと、その人は閲覧できなくなります。
TextDriveはJoyentを含んだMixedGrillというサービスを499ドルで提供していて、これだとJoyentに加えて、ホスティング、オンラインストレージを「うちの会社が存続する限り」利用することができます。
Joyent、結構気に入ったので契約しようかなと一瞬思ったのですが、問題がありました。
それはやっぱり日本語対応。
メールと保存された日本語ファイル名のファイルに問題がありました。
メールの送信では、受信したメールをメーラー(Gmail)で見た限り、タイトルは特に化けていないのですが、Joyent側では化けています。
本文は特に問題ありません。
Joyentで受信したメールのタイトルも化けています。
これ、もしかしたら、Joyentのタイトル表示でフォントを指定してしまっているだけかも知れません。
(おそらく、タイトル、本文ともにUTF-8のメール)
それから、添付ファイルのファイル名も日本語が入っているとだめですね。
日本語ファイル名のファイルは、ファイル名がだめでした。
こちらの化け方は、日本語部分が全部アンダーバーになっています。
結局、もうしばらく様子見することにしました。
(でも、おもしろそうなのでMixedGrillを買おうかとは思ってます)
2006年5月7日
Geeklogでのプラグイン開発
Geeklog用に、地域通貨プラグインを開発しています。
ゴールデンウィーク用に完了させようかと思っていたのですが、ちょっとまだ手を入れきれていない部分が残っています。
Geeklogのプラグインは、APIがそれなりにあるので開発はわりと楽です。
pluginsディレクトリにある各プラグインを参考にすればすぐに開発できると思います。
functons.incを開けば、APIを使っている様子を見ることができます。
早めに実装した方がいいのは、installとuninstall。
あとは必要に応じて実装していけばいいです。
僕の開発環境は、Emacs+CVSで、OSはMacOSXです。
MacOSXはデフォルトでApacheもPHPも入っているので、EmacsとMySQLいれればGeeklogのテスト環境がすぐに動きます。
開発始めたらほんともうMacは手放せないです。
IntelMacなら、PCのエミュレータも40ドルぐらいであるみたいなので、必要に応じてこれでWindowsや他のマシンを動かすようにしたら無敵かも知れません。
今のPowerBookに満足してるのに物欲は広がるばかりです。
いやぁ、Macってほんとうにおそろしいですね。
ゴールデンウィーク用に完了させようかと思っていたのですが、ちょっとまだ手を入れきれていない部分が残っています。
Geeklogのプラグインは、APIがそれなりにあるので開発はわりと楽です。
pluginsディレクトリにある各プラグインを参考にすればすぐに開発できると思います。
functons.incを開けば、APIを使っている様子を見ることができます。
早めに実装した方がいいのは、installとuninstall。
あとは必要に応じて実装していけばいいです。
僕の開発環境は、Emacs+CVSで、OSはMacOSXです。
MacOSXはデフォルトでApacheもPHPも入っているので、EmacsとMySQLいれればGeeklogのテスト環境がすぐに動きます。
開発始めたらほんともうMacは手放せないです。
IntelMacなら、PCのエミュレータも40ドルぐらいであるみたいなので、必要に応じてこれでWindowsや他のマシンを動かすようにしたら無敵かも知れません。
今のPowerBookに満足してるのに物欲は広がるばかりです。
いやぁ、Macってほんとうにおそろしいですね。
登録:
投稿 (Atom)