2010年4月19日

ESS(R用環境)でQuartz文字化け解消

Milestoneが来るのを待つ間というわけでもないのだが、今日はRを走らせる環境を整備していた。
gitでRスクリプトを管理するようにして、EmacsからgitとRを使えるようにするというのが目的だった。
EmacsはCarbon Emacsパッケージ(2009年夏版)を利用している。
gitはmagitでオッケー。(とはいえ、Emacs22だと、最新版のmagitはエラーが出てだめ。ここの情報から、0.7を使用)

Rの方は、デフォルトでessをインストールしてくれているので、.emacs.elに
(require 'ess-site)
を追加するだけかと思えば、これが問題あり。
なんとQuartzで日本語を使うと文字化けしてしまう。
RのGUIツールでは問題なく日本語も使えるのに・・・

というわけで、かなり悩んだのだけど、このサイトのとおり設定すると文字化け解消。
Carbon Emacsではこれ、設定していないのかな?

ようやく、こんなソースが文字化けなしで実行できるようになった。
x <- seq(-5,5)
y <- exp(x)
plot(x, y, main="指数関数e")
作業が一通り進んだら、M-x magit-statusして、C-cすると、ログが書ける。

経済学で実証系の分析をしていると、いろいろな分析結果をどう管理するのかってけっこう面倒。
学会なんかで発表しているうちに、どの結果を発表に使ったバージョンか分からなくなったりして、すごく時間を食ってしまったりする。
修正を繰り返すうちに、最初の分析モデルがなくなってて、また分析し直しってことも何度かある。

これからは、gitで管理すれば大丈夫。

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